ドケルバン病

ドケルバン病とは

親指を動かすときに使う手首の腱や腱鞘が炎症を起こし、親指側の手首に痛みや腫れが現れる腱鞘炎の一種です。特に手首や親指をよく使う方や、妊娠・出産期、更年期の女性に多くみられる症状です。日常生活の中で手首に負担がかかる動作が続くことで発症しやすくなります。

正確な全国統計はありませんが、ある整形外科の5年間の手術例では202件中女性が大半を占め、特に50代以降の女性で急増しています。女性は男性の5倍以上発症しやすいとされ、当院にもドケルバン病でお悩みの方が多く来院されています。

ドケルバン病を適切に治療せず放置してしまうと、痛みが慢性化し、親指や手首を動かすのが困難になってしまうことがあります。

箸が持てない、ペットボトルの蓋が開けられない、タオルが絞れないなど日常生活に大きな支障が出ることも。重症化すれば指を動かせなくなったり、他の腱鞘炎を併発するリスクも高まります。

ドケルバン病は自然に改善するものではありませんので早めに対処しておきましょう。

ドケルバン病の原因

開院以来、ドケルバン病でお困りの方を数多く施術してきました。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、ドケルバン病の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

ドケルバン病の主な原因として次のものが挙げられます。

ドケルバン病はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

職業や生活習慣なども含め、お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには状況の把握と検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めないでください。ドケルバン病でお悩みなら、充実した検査と豊富な改善実績を誇る当院に、ぜひお任せください。

病院とはここが違います

ドケルバン病の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

安静や固定

サポーターやテーピングで手首を動かさないようにすることで炎症を抑えます。

痛み止めや湿布、消炎鎮痛薬の処方

痛みや炎症を一時的に和らげるために用いられます。

ステロイド注射

強い炎症を抑えるために行われますが、効果は一時的です。

リハビリや物理療法

手首や指の動きを改善するために行われます。

手術

保存療法で改善しない場合に腱鞘を切開する手術が選択されます。

対処法のデメリット

安静や固定

長期間の固定は日常生活に不便が生じやすく、筋力低下のリスクもあります。

痛み止めや湿布

根本的な改善にはつながらず、再発しやすい傾向があります。

ステロイド注射

一時的な効果にとどまり、繰り返すことで副作用の心配もあります。

リハビリや物理療法

効果が出るまでに時間がかかることがあり、症状によっては悪化する場合もあります。

手術

回復まで時間がかかり、仕事や家事への影響が出ることもあります。

ドケルバン病を改善するために

まずはあなたのドケルバン病の原因を、問診や各種検査で明らかにしていきます。

症状の背景には姿勢や筋肉のバランス、生活習慣の乱れなどが隠れていることが多くあります。薬に頼るだけでなく、身体全体のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。

当院は、痛みや症状のある部位だけでなく、足元から全身の動きと連動性を検査し、関節可動域や神経伝達を正常化させ、カラダ全体の機能を高める施術をおこないます。

当院の特徴

20年以上の施術経験を持ち、ドケルバン病の改善を得意とする院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では症状改善のために、広い視点と丁寧なヒアリング、そして独自の検査であなたのカラダが今どのような状態なのか正確に把握します。

そして、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が効果をより高めます。

また、これまでと同じ姿勢や生活習慣を見直す事ではじめて根本的な解決が見えてくるため、立ち方・座り方や負荷の少ない動作とセルフケアのアドバイスも行っています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療に効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

ドケルバン病のQ＆A

ドケルバン病は自然に治りますか？
軽症であれば安静やセルフケアで改善することもありますが、再発しやすく慢性化しやすいため専門的なケアが大切です。

どんな動作を避けるべき？
親指や手首を強く使う動作や重いものを持つ動作は避けましょう。

どんな人がなりやすいの？
妊娠・出産期や更年期の女性、手作業や育児で手首を酷使する方がなりやすいです。

手術は必要？
重症例や保存療法で改善しない場合に検討されますが、多くは保存的治療で改善します。

他の腱鞘炎との違いは？
ドケルバン病は親指側手首の腱鞘炎、ばね指は指の付け根の腱鞘炎で症状や治療法が異なります。

再発しやすい？
手首や親指の使い過ぎや原因が改善されなければ再発しやすいので、予防も大切です。

ドケルバン病が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

カラダの土台である足元から全身の連動性を高める当院のカイロプラクティックとドケルバン病は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

ドケルバン病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。改善まで責任をもって対応致しますので一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。