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登山靴は大きめなら安心?巻き爪を痛めやすい意外な落とし穴

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登山では、登りよりも下山で親指の爪が痛くなる方が少なくありません。靴を脱いだあとも爪の端がじんじんする、翌日に赤みが出る、爪が黒っぽくなるといった変化があると、巻き爪なのか靴が合っていないのか迷うと思います。

UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院の長田です。この記事では、登山で親指の爪が痛む背景、登山靴で確認したい点、自宅でできることと相談の目安についてお話しします。

巻き爪そのものについて先に知りたい方は、巻き爪の症状ページもあわせてご覧ください。ここでは、下山時のつま先痛を中心に、登山前後で確認しやすい内容からお伝えします。

院長:長田

下山時の負担から確認します

目次

下山で親指の爪が痛むとき

下り坂では体が前へ進みやすく、靴の中でも足がつま先側へ移動します。平地では問題がなくても、長い下山になると親指の爪へ何度も圧が加わります。急な斜面ほど靴内で足を止める力が必要になり、痛みが後半に強く出ることもあります。

とくに段差へ強く踏み込む歩き方や、大股で急いで下る場面では、足先で踏ん張る回数が増えます。爪の端がすでに皮膚へ当たっている場合は、その刺激が痛みとして出やすくなるでしょう。親指を浮かせて歩くようになると、下山後も足裏やふくらはぎへ疲れが残りやすくなります。

大きめの登山靴でも爪は当たる

登山靴はつま先に余裕を持たせて選ぶことが多いものの、大きければ安心とは限りません。必要以上に大きいと踵や甲が安定せず、下りのたびに足が前へ滑ります。その結果、余裕を持たせたはずの靴でも、親指の爪が繰り返し靴先へ当たることがあります。

小さい靴は爪を直接圧迫する

靴の長さや幅が足に合っていないと、親指の先や爪の両端が常に押されます。厚手の靴下を履いた状態や、長時間歩いて足がむくんだ状態では、試着時より窮屈になるケースもあります。

下山後に爪の周囲へ赤みが残る、靴下を脱ぐと爪の形に沿って跡がついている場合は、靴内の余裕が足りない可能性があります。まずは普段使う靴下で足入れを確かめてください。

大きい靴は足が前へ滑る

実は、つま先に隙間があっても親指が痛むことがあります。踵が浮く、甲まわりが緩い、靴紐を締めても足が動く場合は、歩くたびに爪が靴先へぶつかっているかもしれません。

つま先の余裕だけでサイズを決めないことが大切です。踵の収まり、甲の固定、足幅との相性まで含めて確認すると、靴を履くと痛い状態の背景が分かりやすくなります。

登りと下りで靴紐を結び直す

登りで快適だった靴紐の締め方が、そのまま下りにも合うとは限りません。下山前に踵を靴の後方へ合わせ、甲の部分を安定させるように結び直すことが大切です。休憩後や靴紐が濡れたときも緩みやすいため、痛みが出る前に確認しておきましょう。

ただし、つま先まで強く締めすぎると、足指が動かしにくくなり、別の圧迫を生むことがあります。足首側で踵を支えながら、前足部には必要な余裕を残すようにしてください。

爪の痛みを巻き爪だけと決めない

山登りのあとに足の爪が痛くても、すべてが巻き爪とは限りません。皮膚への食い込み、靴による圧迫、爪の下の内出血など、痛みの出方によって考え方が変わります。爪の横が痛むのか、中央や奥が痛むのかも確かめたい点です。

爪の端が皮膚へ当たる

巻き爪や陥入爪が関係することがあります

爪の中央や奥が痛む

靴先への衝突や内出血も考えられます

爪が黒く変色する

爪の下で出血している場合があります

爪が黒い、浮いている、触れなくても強く痛む場合は、無理に爪を切ったり押したりせず、医療機関へ相談したほうがよい状態です。

爪を深く切る前に赤みを確かめる

痛む部分を切れば楽になりそうですが、爪の角を深く切ると、伸びてくる爪が皮膚へ当たりやすくなることがあります。登山前日に慌てて短く切るのも避けたいところです。切った直後は角が鋭く残ることもあるため、数日前に長さと形を確かめるほうが安心です。

家では圧迫を減らすことを優先する

まずは痛みが出る靴を長時間履かないこと、足を清潔に保つこと、爪の周囲を強く押さないことから始めてみてください。次の登山までは、日常の靴でも同じ場所が当たっていないか確かめます。

爪切りは白い部分を少し残し、角を落としすぎないようにします。腫れや出血がある爪へ自己流で綿を詰めないようにしてください。刺激が加わると痛みが強くなることがあります。

次の登山前に靴の中を確認する

爪だけでなく、靴下の厚さ、インソールのずれ、靴の中の縫い目や硬い部分も確かめます。靴下を重ねて履く場合は、靴下同士がずれて、その中で足が滑りやすくなることもあります。

重ね履きをすると暖かさや厚みは増しますが、足が靴の中で安定するとは限りません。片側だけ痛みが続く場合は、靴下のしわやずれも含め、短い歩行で当たり方を試しておきましょう。

雨やむくみで靴の余裕が変わる

朝はちょうどよかった登山靴でも、長時間歩くと足がむくみ、午後には窮屈に感じることがあります。雨で靴下が湿ったり、重ね履きで厚みが増えたりすると、爪先の環境はさらに変わります。

休憩時には靴紐を緩めるだけでなく、靴下のしわや濡れ、インソールのずれも確認してください。替えの靴下を用意し、足が蒸れた状態を長く続けないことも、爪まわりの摩擦を減らす助けになります。

仕事靴の圧迫が重なることもある

登山のときだけ痛むように思えても、平日の仕事靴で親指が圧迫されていることがあります。細身のパンプス、硬い革靴、安全靴などを長時間履く方は注意が必要です。通勤時だけ痛む、夕方になると親指の横が赤くなるといった変化も手がかりになります。

日常で受けた刺激が残ったまま週末に登山をすると、下山時の衝撃が重なります。数々のご相談の中でも多いのが、登山靴だけを買い替えても、普段の靴で同じ場所が痛むという悩みです。

痛みをかばう歩き方が続くなら

親指を避けて足の外側へ体重を移すと、足首や膝、股関節にも普段と違う負担がかかります。爪の痛みが軽くても、歩き方が変わっている場合は放置しないほうがよいでしょう。片足だけ歩幅が狭くなったり、階段を横向きに下りたりする場合も同じです。

治療院では爪の状態だけでなく、靴のサイズ、踵の収まり、足圧、足指の使い方、下りでの体の使い方などを確認します。ハイキングなどの軽登山で履くシューズも、曲がりやすさだけで選ばず、足を支える剛性感があるかを確かめたいところです。

強い赤みや腫れ、出血、膿、肉芽、爪の黒い変色、歩くのが難しいほどの痛みがある場合は、先に医療機関へ相談してください。状態によって必要な対応は変わります。

次の登山前に足元を確かめる

登山後の親指の痛みは、巻き爪だけでなく、靴の大きさ、前滑り、靴紐、靴下のずれ、シューズの剛性感、爪の切り方、歩き方が重なって起こることがあります。痛む場所と場面を分けて確認することが大切です。

今日からできるのは、仕事靴を含めて親指への当たりを確かめ、下山前に靴紐を結び直し、爪を深く切り込まないことです。小さな見直しから始めてみてください。次の山行までに普段の靴で短く歩き、痛みが出る時間や場所を記録しておくと、相談時にも状況を伝えやすくなります。

爪だけでなく、靴の当たり方や歩き方の癖も含めて確認したい方は、UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院へお気軽にご相談ください。


院長:長田

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