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介護職の巻き爪はなぜ勤務後半に痛む?仕事靴と歩き方の落とし穴

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介護の仕事中、勤務の後半になると足の親指がズキズキする。利用者さんを支えるときや施設内を歩くときに爪の横が痛み、靴を脱ぐまで我慢している方も少なくありません。爪を短く切れば一時的に楽になっても、数日後にまた同じ場所が痛むことがあります。

UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院の長田です。この記事では、介護職の方に巻き爪の痛みが起こる背景、仕事靴で確認したいこと、自宅でできる対応と相談のタイミングについてお話しします。

巻き爪の状態や当院での対応を先に確認したい方は、巻き爪の症状ページもあわせてご覧ください。仕事を続けながら考えられることを、介護現場の場面に沿ってお伝えします。

院長:長田

仕事中の負担から確認します

目次

勤務後半に親指が痛むとき

介護職は立っている時間が長いだけでなく、施設内の移動や方向転換、移乗介助などで足の指に繰り返し力がかかります。

親指の爪が皮膚に触れている状態では、歩数が増えるほど刺激が重なります。さらに、利用者さんを支えるために足を前後へ開き、床を踏ん張る動作でも、靴の中で親指が押されることがあります。

仕事中だけ足の親指が痛い場合も、立ち仕事だけが原因とは限りません。爪の切り方、靴のサイズ、履き方、足指の使い方が重なり、勤務後半に痛みとして表れている可能性があります。

爪を切っても痛みが戻る理由

数々のご相談の中でも多いのが、痛む角を切ると楽になるものの、爪が伸びると再び食い込むという悩みです。

深く切った角が皮膚を刺激する

爪の角を深く切ると、その場では皮膚への当たりが減ることがあります。しかし、短くなった爪の端が伸びる途中で皮膚に入り込み、以前より強く刺激するケースもあります。

爪の横を斜めに切り続けると、白い部分がほとんど残らず、角の位置も分かりにくくなります。爪が食い込む痛みを繰り返している方は、切り方を一度見直す必要があります。

痛みをかばう歩き方が続く

親指が痛むと、無意識に小指側へ体重を逃がしたり、痛む足を早く床から離したりします。その歩き方が続くと、足裏や足首、膝にも普段とは違う負担がかかりやすくなります。

痛みをかばう歩き方によって親指を使わなくなると、爪に下から加わる力も変化します。爪だけでなく、歩くときの負担まで確認することが欠かせません。

大きめの仕事靴でも爪は当たる

巻き爪というと、きつい靴や先の細い靴を思い浮かべるかもしれません。実は、大きすぎる靴でも親指に負担が集まることがあります。

靴の中に余裕がありすぎると、歩くたびに足が前へ滑ります。脱ぎ履きを楽にするため靴紐や面ファスナーを緩めている場合は、つま先が靴の先端へ繰り返し当たりやすくなります。

つま先の余裕だけで靴を選ばないことが大切です。踵が浮かず、甲の部分で足を固定できるかも確かめてください。

仕事靴を履く前に確かめること

新しい靴を買う前に、現在使っている仕事靴の状態から確認してみてください。サイズ表示だけでは分からない点があります。

次の項目は、巻き爪が気になる介護職の方に確認してほしい内容です。

  • 歩くと踵が上下に動く
  • 靴の中で足が前へ滑る
  • 親指の爪先に圧迫痕がある
  • 靴紐を結んだまま脱ぎ履きする
  • 中敷きに足指の跡が偏っている

一つ当てはまっただけで原因が決まるわけではありません。ただし、靴を履くと痛い状態が続くなら、靴の幅だけでなく長さや固定の仕方も見直したいところです。

移乗介助で踏ん張る足を確認する

介護現場では、歩いているとき以外にも足へ大きな力がかかります。特に移乗介助では、体を支えるために片足へ体重が偏ることがあります。

いつも同じ足を前に出している

ベッドや車いすの位置によって、毎回同じ足を前に出して介助する方がいます。その足の親指で床を強く押し続けると、爪の周囲にも負担が集まりやすくなります。

勤務中に痛みが出た時刻だけでなく、どの介助動作で強く感じるかを振り返ってみてください。右側から支えるときだけ痛むなど、動作との関係が分かる場合があります。

入浴介助後に痛みが強くなる

入浴介助では足元が蒸れやすく、皮膚がやわらかくなることがあります。その状態で濡れた床を踏ん張ったり、靴の中で足が動いたりすると、爪の端が触れる刺激を感じやすくなります。

濡れた靴下を長く履かず、交換できる準備をしておくことも一つの方法です。足指の使い方や介助姿勢まで含めると、仕事中の負担をより具体的に確認できます。

自宅では爪の角を切り込まない

自宅ケアの範囲で最初に行いたいのは、痛む部分を無理に処置することではなく、赤みや腫れ、出血の有無を確認することです。

強い炎症がなければ、爪の先端を直線に近い形で残し、角を深く切り込まないようにします。伸びた部分は一度に短くせず、少しずつやすりで調節する方法もあります。

痛む場所へ器具や綿を無理に入れないことも重要です。皮膚を傷つけると赤みや腫れが強くなる可能性があるため、痛みを我慢して続けないでください。

赤みや膿があるときは先に相談する

爪の周囲が赤く腫れている、出血や膿がある、触らなくてもズキズキする場合は、自分で爪を切り込まず医療機関へ相談したほうがよい状態です。

足を着くのが難しいほど痛む、勤務中に歩けない、熱感が続く場合も早めの相談が必要です。処置の内容は爪や皮膚の状態によって変わるため、詳しくは医療機関で確認してください。

糖尿病や血流に関する病気がある方、傷が治りにくい方も自己処置を控えてください。相談する目安に迷ったときは、症状の強さだけでなく皮膚の変化を基準にするとよいでしょう。

爪と仕事靴を今日から確認する

介護職の巻き爪は、長時間の立ち仕事だけでなく、深爪、大きすぎる靴、靴の中での前滑り、踏ん張り動作などが重なって痛みを繰り返すことがあります。

まずは爪の角を切り込まず、赤みや腫れがないかを確認してみてください。次に、仕事靴の踵が浮いていないか、勤務中に足が前へ滑っていないかを確かめることから始めましょう。

爪だけでなく、靴の当たり方や歩き方の癖も含めて確認したい方は、UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院へお気軽にご相談ください。


院長:長田

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