
院長:長田お気軽にご相談ください!

院長:長田お気軽にご相談ください!
「フットジェルをするようになってから、親指の爪が巻いてきた気がする」「ジェルネイルをしているけれど、このまま続けても大丈夫?」
巻き爪について、このようなご相談を受けることがあります。


最初にお伝えしたいのは、ジェルネイルをしたから必ず巻き爪になる、と単純に考えることはできないということです。
巻き爪には、爪そのものの形、爪の切り方、靴から受ける圧、繰り返す刺激など、いくつもの条件が関係します。
大切なのは「ジェルが原因か」だけを考えるのではなく、爪・靴・指先への圧、そして歩いたときに足全体で荷重をうまく分散できているかまで確認することです。
この記事では、ジェルネイルと巻き爪の関係、痛みがあるときに注意したいこと、靴や歩き方との関係、当院で行っている巻き爪補正についてお伝えします。


ジェルをすぐに悪者にする必要はありません。まず現在の爪がどうなっているのか、その爪にどのような力が加わっているのかを整理してみましょう
現時点では、「ジェルネイルをすること自体が巻き爪の直接的な原因になる」とは言い切れません。
ジェルネイルについては、爪表面への機械的なダメージや、オフの工程などに伴う爪の変化が報告されています。
一方で、巻き爪では一般的に、深爪や爪の角を切り込むこと、窮屈な靴、爪や指への繰り返す外力、爪そのものの形などが確認したい要素になります。
つまり、「ジェルをしているから巻いた」と一つに決めるのではなく、ジェルを始めた時期と爪の変化、爪の切り方、履いている靴などを合わせて見ることが大切です。
ジェルネイルでは、塗る工程だけでなく、削る・オフするといった工程でも爪へ負担がかかることがあります。
爪が薄くなった、表面が傷んだ、割れやすくなったなどの変化がある場合には、一度ネイルを休んで爪の状態を確認することも選択肢です。
カラーやジェルで爪が覆われていると、爪の色や表面の変化に気づきにくくなる場合があります。
爪の端が痛い、皮膚が赤い、腫れているといった場合には、見た目だけで判断せず爪の周囲まで確認してください。
ジェルを無理にはがしたり、必要以上に削ったりすると、爪を傷めることがあります。
特にセルフネイルの場合には、「早く落としたい」と無理にはがさず、使用しているジェルに合った方法でオフすることが大切です。
巻き爪の相談でまず確認したいことの一つが、爪をどのように切っているかです。
爪の端が痛むと、その部分を取り除きたくなって角を深く切ってしまう方がいます。
しかし、爪を短く切りすぎたり、両端を深く切り込んだりすると、伸びてきた爪の角が周囲の皮膚へ入り込みやすくなることがあります。
基本は爪を極端に短くせず、爪の端を深く切り込まないことです。
すでに食い込みや痛みがある場合には、「痛い角だけ取る」という自己処置を繰り返す前に状態を確認してください。
手の爪と足の爪で大きく違うことの一つが、足は毎日靴の中に入っているということです。
靴の中では、つま先や爪の周囲へさまざまな方向から力が加わります。
特につま先が細い靴では、親指とほかの指が横から押されることがあります。
反対に、大きすぎる靴では歩くたびに足が前へ滑り、指先が靴へ繰り返し当たる場合があります。
そのため巻き爪では、「窮屈な靴だけ避ければよい」のではなく、足が靴の中で安定し、爪の周囲へ局所的な圧が繰り返されていないかを見ることが大切です。
当院では足に関する問題を見るとき、痛む場所だけではなく、足全体が荷重をどのように受け止めているかを確認しています。
歩くときには、足の一部分だけではなく、かかとから前足部、足の指まで使いながら身体を支えています。
足部や足首がうまく動き、足全体で荷重を受け止められていれば、一か所だけに必要以上の力が集中しにくくなります。
一方で、足の動きや靴のフィットなどによって荷重のかかり方が偏れば、特定の指や爪周囲へ繰り返し圧がかかることがあります。
ただし、荷重の偏りが巻き爪そのものの原因だと決めつけることはできません。
爪の形や切り方、靴などを確認したうえで、爪周囲へ外から余計な力を加えている条件がないかを見るために、立ち方や歩き方も確認します。
巻き爪について調べると、「足の指を使っていないから爪が巻く」「指に地面からの圧がかからないと爪が丸くなる」という説明を目にすることがあります。
歩行時に足指を含めて足全体を使うことは大切ですが、指への荷重だけで巻き爪の発症や改善を説明することはできません。
そのため当院でも、「指が使えていないから巻き爪になった」と一つの原因に決めることはしていません。
爪そのものの状態、靴、爪切り、指先への圧、足全体の荷重のかかり方などを合わせて考えます。
「右の親指だけ巻く」「左だけ何度も痛くなる」という方もいます。
この場合も、左右の重心差だけが原因とは限りません。
左右で爪の形が違う、靴の当たり方が違う、足のサイズに左右差がある、歩行時に一方の指へ圧が集中しているなど、複数の可能性があります。
片側だけだからこそ、左右の足・靴・爪を実際に比較すると分かることがあります。
夏にフットジェルをする方では、サンダルを履く機会も増えると思います。
つま先が開いているサンダルなら、靴から爪を直接圧迫しにくいというメリットはあります。
ただし、サンダルだから必ず足にやさしいわけではありません。
サイズが合っていない、足が前へ滑る、歩くたびに指で強くサンダルをつかむような状態では、足指への負担が増えることがあります。
靴と同じように、足が安定して歩けるかという視点で選ぶことが大切です。
食い込んでいる部分を切ると一時的に楽になることがあります。
しかし、角を深く切り続けると、伸びてきた爪が再び周囲の皮膚へ入り込みやすくなることがあります。
痛みがある場合には、深く切って解決しようとしないでください。
爪の周囲が赤く腫れている、膿が出る、強く痛むといった場合には、単純な巻き爪だけではなく炎症や感染を伴っている可能性があります。
その場合には、自分で爪の間へ物を差し込んだり、無理に爪を持ち上げたりせず医療機関へ相談してください。
爪の形を整えても、履くたびに同じ場所へ強い圧がかかる靴を使い続けていれば、爪周囲への負担は残ります。
巻き爪を繰り返している方ほど、現在履いている靴も一緒に確認してみてください。
ジェルネイルを続けられるかどうかは、現在の爪と皮膚の状態によって考える必要があります。
爪に痛みがなく、周囲の皮膚にも問題がなく、爪そのものにも大きな変化がなければ、ジェルをしているという理由だけで必ず中止しなければならないとは言えません。
一方で、爪の端に痛みがある、爪が大きく変形してきた、ジェルオフ後に爪が傷んでいるといった場合には、一度休んで状態を確認した方がよい場合があります。
赤み、腫れ、膿、強い痛みがある場合には、ネイルを続けるかどうかよりも、まず医療機関で爪と皮膚の状態を確認してください。
フットジェルを楽しみながら爪のトラブルを避けたい場合には、ジェルだけでなく日常の環境も確認しましょう。
「ジェルだけ気をつければ大丈夫」ではなく、爪が毎日置かれている環境全体を見ることが大切です。
また、糖尿病、血流の問題、足の感覚低下などがある方は、軽い巻き爪に見えても自己処置をせず、医療機関へ相談してください。
UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院では、巻き爪の状態を確認したうえで、適応となる場合に「クリップオン」による巻き爪補正を行っています。
専用のクリップを爪へ装着し、巻いている爪の形を少しずつ補正していく方法です。
ただし、すべての巻き爪に当院での補正が適しているわけではありません。
強い炎症や感染が疑われる場合など、医療機関での対応が必要と考えられる状態では、まず医療機関での確認をおすすめします。
当院では、爪を補正して終わりではありません。
爪の切り方、現在履いている靴、足のサイズや形、立ったときの足圧、足部・足首の動きなどを必要に応じて確認します。
特に靴を履いて歩く足では、爪の周囲にどのような外力が繰り返されているかも大切です。
そのため、足全体で荷重を受け止め、分散する仕組みがどのように働いているかを確認し、特定の指や爪周囲へ必要以上の圧が集中する条件がないかを見ていきます。
これは「歩き方を直せば巻き爪が治る」という意味ではありません。
爪そのものへの補正と、爪へ繰り返し力を加えている可能性のある環境を分けて確認するという考え方です。
ジェルネイルをしているからといって、必ず巻き爪になるわけではありません。
だからといって、「ジェルは関係ない」と決めるのでもなく、ジェルを始めてから爪に変化がないかを確認することは大切です。
そして巻き爪では、ジェルだけを見るのではなく、爪の切り方、爪の形、靴、指先への圧、歩いたときの荷重のかかり方などを合わせて考えます。
「ジェルネイルを続けたいけれど爪の端が気になる」「何度も同じ場所が痛くなる」「今の靴も含めて見てほしい」という場合には、一度現在の爪と足の状態を確認してみてください。
巻き爪に対する当院の考え方や補正については、下記の症状別ページで詳しくご紹介しています。

