
院長:長田お気軽にご相談ください!

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かかとが痛くて朝の一歩目がつらい。整形外科でレントゲンを撮ったら「踵骨棘があります」と言われ、「足底筋膜炎とは違うの?」と疑問に感じていませんか。


足底筋膜炎(足裏・かかとの痛み)と踵骨棘は一緒に見つかることもありますが、同じものではありません。
特に知っておきたいのは、レントゲンで骨棘が見つかったからといって、その骨棘だけが痛みの原因とは限らないということです。
UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院の長田です。この記事では、足底筋膜炎と踵骨棘の違い、画像検査で分かること、そしてかかとの痛みが続くときに足や身体、歩き方、靴について何を確認したいのかをお伝えします。


「骨にトゲがある」と聞くと不安になると思います。ただ、画像に骨棘があることと、現在の痛みの強さは必ずしも一致しません。まずは画像だけで判断せず、どこが・いつ・どのように痛むのかを確認することが大切です
足の裏には、かかとから足指の付け根にかけて「足底筋膜(足底腱膜)」と呼ばれる組織が広がっています。
この組織は足部のアーチを支えながら、立つ・歩く・走るといった動作の中で繰り返し負荷を受けています。
足底筋膜炎では、主に足底筋膜がかかとの骨へ付着する付近に痛みが出ます。
朝起きて最初の一歩が特につらい、長時間座ったあとに歩き始めると痛い、長く歩いたあとや運動後に痛みが強くなるといった症状がみられることがあります。
踵骨棘(しょうこつきょく)とは、かかとの骨である踵骨にみられる骨性の突起です。
レントゲンでは、とげのような形として確認されることがあります。
足底側の踵骨棘は、足底筋膜の付着部付近にみられることがあり、足底筋膜炎の方の画像で一緒に確認されることもあります。
ただし、踵骨棘があるから必ず痛いというわけではなく、骨棘があっても症状のない方もいます。
そのため、「トゲが刺さっているから痛い」と単純に考えるのではなく、現在の症状や足の状態と合わせて判断する必要があります。
2つの違いを簡単にまとめると、次のようになります。
| 項目 | 足底筋膜炎 | 踵骨棘 |
|---|---|---|
| 主に何を示す? | 足底筋膜付着部周辺の痛みや組織の変化 | かかとの骨にみられる骨性の突起 |
| 主な症状 | 朝の一歩目や歩き始めのかかとの痛みなど | 骨棘だけでは症状がない場合もある |
| 確認方法 | 症状・診察・必要に応じて超音波やMRIなど | レントゲンで確認しやすい |
| 両者の関係 | 踵骨棘を伴う場合がある | 足底筋膜炎がなくてもみられる場合がある |
つまり、「踵骨棘がある=足底筋膜炎が重症」「骨棘がある=手術が必要」ということではありません。
レントゲン画像だけでなく、実際にどの場所が痛むのか、どのようなときに痛むのかを確認することが大切です。
かかとの痛みでは、症状や経過によってレントゲン、超音波検査、MRIなどが使用されることがあります。
レントゲンは骨の状態を確認する検査です。
踵骨棘の有無や骨の形、骨折などを確認するのに役立ちます。
一方、足底筋膜は軟部組織なので、レントゲンだけで足底筋膜の状態を詳しく見ることはできません。
超音波検査では、足底筋膜の厚みや組織の状態などを確認できます。
足底筋膜炎が疑われる場合に、診察所見と合わせて利用されることがあります。
MRIでは足底筋膜を含む軟部組織や骨の内部などを詳しく確認できます。
すべての足底筋膜炎で必要になる検査ではありませんが、症状が長く続いている場合や、ほかの疾患との鑑別が必要な場合などに検討されることがあります。
レントゲンで踵骨棘が見つかると、「このトゲを取らなければ治らないのでは」と心配になる方もいます。
しかし、画像上の骨棘と現在感じている痛みが必ず一致するわけではありません。
そのため、画像に何が写っているかだけではなく、朝の一歩目、長時間の歩行、立ち仕事、ランニングなど、どの場面で痛みが出ているのかを確認することが重要です。
また、足裏・かかとの痛みには足底筋膜炎以外の状態が関係することもあります。
強い痛みが続く、腫れがある、けがをきっかけに痛みが出た、しびれがあるなどの場合には、まず整形外科などの医療機関で確認してください。
足底筋膜炎の方を確認すると、足への負担のかかり方は一人ひとり異なります。
例えば、長時間の立ち仕事や歩行、ランニングなどの活動量が関係している方もいれば、足の形や足首の動き、靴などが関係している場合もあります。
「骨棘があるからそこだけが原因」「骨盤が傾いているから原因は骨盤」と、一つの要素だけに決めることはできません。
歩くときには、足だけが単独で動いているわけではありません。
足首・膝・股関節が連動しながら体重を支え、身体を前へ運びます。
そのため当院では、かかとが痛い場合でも、必要に応じて足首・膝・股関節などの動きを確認します。
例えば、足首を動かしにくい、片脚でしゃがんだときに左右差が大きい、股関節の動きに差があるといった特徴が見つかることがあります。
ただし、それだけで痛みの原因だと判断するのではなく、実際の荷重、立ち方、歩き方などと合わせて確認することが大切です。
当院では、レントゲンで踵骨棘があると言われた方でも、「骨棘がある」という情報だけで施術内容を決めることはありません。
まず、いつから痛むのか、朝の一歩目なのか、長時間歩いたあとか、仕事中なのか、ランニング時なのかなど、症状の出方を詳しく確認します。
そのうえで、状態に応じて次のような項目を見ていきます。
画像で骨棘があるかどうかだけではなく、現在の足にどのような負担がかかっているのかを具体的に確認することを大切にしています。
当院の足底筋膜炎に対する検査や施術については、足底筋膜炎の症状別ページで詳しくご紹介しています。
足の状態や仕事・スポーツでの負荷、使用している靴などを確認した結果、必要性がある場合にはオーダーメイドインソールをご提案することがあります。
ただし、踵骨棘があるから必ずインソールが必要、足底筋膜炎だからインソールを作ればよいという考えではありません。
足のサイズや形、荷重、歩き方、靴の構造、仕事やスポーツの内容などを確認したうえで、必要性を判断します。
院長はSIDAS社の本国フランスでインソール技術研修を受け、スポーツ選手から一般の方まで、長年にわたり足の計測、シューズフィッティング、インソール作成に携わっています。
足底筋膜炎では、足底やふくらはぎ周辺のストレッチ、活動量の調整、靴の見直しなどが行われます。
朝の一歩目がつらい方は、ベッドから立ち上がる前に足首や足指をゆっくり動かしてから立つ方法もあります。
ストレッチは痛みを我慢して強く行う必要はありません。行ったあとに痛みが強くなる場合には、方法や負荷を見直してください。
毎日長時間履く靴も、足への負荷を考えるうえで重要です。
実際の足のサイズに合っているか、靴の中でかかとが安定しているか、靴ひもを緩めたまま履いていないか、靴底が大きく摩耗していないかなどを確認してみてください。
「クッションの厚い靴なら必ず大丈夫」といった一律の選び方ではなく、自分の足や用途に合っているかを見ることが大切です。
「骨にトゲがある」と聞けば、「これがずっと刺さっているのでは」「手術しないと治らないのでは」と不安になるのも無理はありません。
しかし、踵骨棘が見つかったからといって、それだけで痛みの原因や治療方法が決まるわけではありません。
まずは医療機関で必要な診断を受け、そのうえで症状が続いている場合には、現在の足への荷重、足首・膝・股関節の動き、歩き方、仕事やスポーツでの負荷、履いている靴などを確認してみることも大切です。
横浜市青葉区・市が尾で「踵骨棘があると言われたが、かかとの痛みが続いている」「足底筋膜炎との違いが分からない」という方は、当院の足底筋膜炎の検査・施術についてもご覧ください。