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思春期の女子に側弯症が多いのはなぜ?原因と対策

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こんにちは、UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院の長田です。

今日は、お子さんの姿勢や背骨が気になっている親御さん、あるいは健診で「側弯の疑いがある」と言われて不安になっている方に向けて、大切なお話をしたいと思います。

「まさかうちの子が…」と驚いた方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、実はこれ、決して珍しいことではないんです。

思春期特発性側弯症は、成長期の女の子に特に多く見られる背骨の変形です。知っているようで、意外と正しく理解されていないこの症状について、今日はできるだけわかりやすくお伝えしていきますね。

院長:長田

学校の健診で「側弯の疑い」と書かれた紙を受け取って、頭が真っ白になってしまったという親御さんから相談を受けることがあります。でも焦らなくて大丈夫です。まずは正しく知ることが、一番の第一歩になります。そして「足元から整える」という視点が、意外と大きなヒントになることもあるんです

目次

思春期の女の子に側弯症が多いのは、なぜ?

背骨が左右に曲がってしまう側弯症。その中でも、原因が特定できないタイプを「特発性」と呼びます。これが思春期の女子に多く発症することは、医学的にも明らかになっています。

男女比でいうと、女性は男性の5〜10倍もの頻度で発症するとされているんですね。では、なぜ女性に多いのでしょうか。現時点では、ひとつの決定的な原因は解明されていません。ただ、複数の要因が重なっていると考えられています。

まず関係していると言われているのが、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な変動です。思春期は、体が大人へと変化する時期。ホルモンバランスが大きく揺れ動く時期と、側弯症の発症時期が重なることは偶然ではないと見られています。

次に、成長スパートとの関係です。急激に身長が伸びる時期に背骨への負荷が一時的に高まり、その過程でバランスが崩れやすくなると考えられています。

さらに、遺伝的な素因も関与しているとわかっています。近親者に側弯症の方がいる場合、発症リスクが高まるという報告があります。

ただし、生活習慣や姿勢、勉強やスマートフォンの使い方が原因というわけではありません。これはお子さんや親御さんが自分を責める必要はないということでもあります。

実はほとんどが「自覚なし」。気づかれにくい理由

側弯症で特に注意が必要なのは、初期段階ではほとんど痛みがなく、本人も気づいていないケースが非常に多いという点です。

痛みがないため「まだ大丈夫」と感じてしまいがちですが、成長期は背骨が急速に変化していく時期でもあります。気づかないまま進行してしまうと、後になって大きな問題につながることもあります。

思春期になると、お子さんが一人でお風呂に入るようになったり、着替えを親が見ることがなくなったりしますよね。そのため、背中や姿勢の変化を親が見る機会も自然と減ってしまいます。学校の健診がいかに重要か、おわかりいただけると思います。

こんな変化に気づいたら要注意

健診の通知が来ていなくても、日常でお子さんの体に気になる変化を感じたことはありませんか。

たとえば、左右の肩の高さが違う、ウエストの形が非対称に見える、肋骨の出っ張り方に左右差がある、制服のスカートがいつも片側にずれているといった変化は、側弯症のサインかもしれません。

「なんとなく姿勢が悪い気がする」という直感も、大切にしてほしいと思います。

発症のタイミングと進行について

思春期特発性側弯症が最も多く発見されるのは、小学校高学年から中学校にかけての時期です。女の子では10〜13歳前後が特にピークとされています。この時期は、身長が急激に伸び、背骨への影響が最も出やすいタイミングでもあります。

側弯の角度(コブ角)が25度未満の軽度な場合は、定期的な経過観察が基本になります。25〜40度程度では装具(コルセット)による治療が検討され、それ以上に進行した場合は手術が選択肢に入ることもあります。

ただし、進行するかどうかは個人差が大きく、成長が止まれば曲がりが止まるケースも多いです。だからこそ、成長期のうちに早期に発見して適切にフォローすることが、とても重要になってくるんですね。

以下に、側弯の程度と対応の目安を整理しておきます。

コブ角(側弯の角度)対応の目安
25度未満定期的な経過観察(3〜6ヶ月ごと)
25〜40度程度装具療法の検討
40度以上手術の検討

背骨だけを見ていても解決しない?下半身アライメントという視点

側弯症というと、どうしても「背骨の問題」として捉えられがちです。でも私が長年カイロプラクティックとインソール作成に携わってきた経験から、ひとつ大切なことをお伝えしたいと思います。

それは、背骨はカラダの中でも「結果」として変化が現れる場所であり、それを支える土台となる下半身のアライメント(骨格の配列・バランス)が乱れていることが、問題の根っこにあるケースが非常に多いということです。

背骨は、骨盤の上に乗っています。そしてその骨盤は、股関節・膝・足首・足のアーチといった下半身全体のバランスによって支えられています。

たとえば、足のアーチが左右で崩れ方が違う場合、重心が偏り、骨盤が傾き、その上の背骨にも影響が伝わっていきます。

「足元の歪みが背骨に届く」と聞いて、少し意外に感じた方もいるかもしれませんね。でも、カラダはつながっています。足元から全身を一本の線として見たとき、どこかひとつのバランスが崩れれば、それは必ず他の部位に波及していきます。

足元から側弯症にアプローチするという考え方

当院では、側弯症のお子さんに対して、背骨や骨盤へのカイロプラクティックアプローチと同時に、足元のバランスを整えるという視点を大切にしています。

具体的には、歩き方や重心の位置、足のアーチの状態、靴の合い方などをていねいに確認します。

片方の靴底だけが極端に減っている、立ったときにいつも体重が片方にかかっている、といったことに心当たりはありませんか。これらは下半身のアライメント不良のサインです。

オーダーメイドインソールは、その方の足の形と重心のクセに合わせて作るものです。足元から正しいアライメントをつくることで、骨盤の傾きを補正し、背骨にかかる偏った負荷を減らしていくことができます。

側弯症そのものを「インソールで治す」というわけではありませんが、カラダ全体のバランスを整えるサポートとして、足元からのアプローチは非常に有効です。

部活でスポーツをしているお子さんは特に、足への負荷が大きく、アライメントの影響も出やすい傾向があります。「なんとなくいつも同じ方向に体が傾く」「片足だけ疲れやすい」という場合は、ぜひ一度相談してみてください。

健診で「側弯の疑い」と言われたら、どう動けばいい?

学校からの通知を受け取って、まず何をすればいいか迷われる方が多いです。結論から言うと、整形外科でレントゲン撮影をし、正確な角度を確認することが最優先です。

「疑い」という言葉に必要以上に怖がらなくてもいいのですが、かといって放置するのも危険です。

実際の角度がわかれば、次のステップが明確になります。「経過を見ましょう」と言われた場合も、何ヶ月後に再検査をするかを確認し、定期的に受診することが大切です。

整形外科での診察を受けた上で、「体のバランスを整えたい」「足元から見直したい」という方が当院にいらっしゃることもあります。

カイロプラクティックは、背骨や骨盤のバランスを整え、筋肉や関節の負担を軽減するアプローチです。さらに足元のアライメントを整えることで、カラダ全体への好影響が期待できます。

お子さんに、どう伝えるか

「側弯症かもしれない」という事実を、思春期の女の子にどう伝えればいいか悩む親御さんも多いです。外見の変化に敏感な時期ですし、「体に問題がある」と感じて落ち込んでしまうお子さんもいます。

このとき大切なのは「病気だ」「治さなければ」という言い方よりも、「早く気づけてよかった」「一緒に対応できる」というスタンスで伝えることではないかと思います。

側弯症は、適切に管理できれば普通の学校生活もスポーツも楽しめます。悲観的になりすぎず、でも軽視もせず。お子さんが自分のカラダのことを正しく理解できるように、一緒に向き合っていただけると嬉しいです。

私が伝えたいこと

思春期の女の子に側弯症が多い理由は、ホルモンバランスや急速な成長、遺伝的素因など複数の要因が絡み合っているためです。親御さんの育て方や生活環境のせいではありません。

そして、側弯症は「背骨だけ」の問題として捉えるのではなく、それを支える下半身のアライメントも含めてカラダ全体を見ていくことが大切です。

足元のバランスが整うことで、背骨への負荷が変わっていく。そういう視点でアプローチすることが、私が日々大切にしていることです。

早期発見と定期的な観察が何より重要です。健診の通知を後回しにしないこと、姿勢の変化に気づいたらすぐに動くこと、そして足元も含めてカラダ全体を整えていくこと。それがお子さんの将来の選択肢を守ることにつながります。

「うちの子、大丈夫かな」と不安に思ったとき、一人で抱え込まないでください。どんな小さなことでも、まずは気軽に相談してみてください。一緒に考えましょう。


院長:長田

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