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巻き爪は食事が原因?不足栄養素と改善のポイント

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靴を脱いだとき、なんとなく爪の端がくるっと丸まっているのを見て、「あれ、また巻き爪がひどくなってる」と感じたことはありませんか?

矯正してもらったのに戻る、爪の切り方を気をつけているのに改善しない。そんなふうに繰り返す方のなかには、実は体の内側が関係しているケースが少なくありません。

UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院の長田です。今回は「爪の健康と栄養素の関係」について、できるだけわかりやすくまとめました。

巻き爪は外側からのケアだけでは追いつかないことがあります。そのヒントが、毎日の食事の中に隠れているかもしれません。

院長:長田

靴や爪切りを見直してもなかなか改善しない方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。食事と爪の健康には、思っているよりずっと深い関係があります

目次

爪ってそもそも何でできているの?

爪の主成分は「ケラチン」というタンパク質です。ケラチンは髪や皮膚にも使われている成分で、体の中でアミノ酸から合成されます。つまり、爪の強さや硬さは、毎日の食事から摂るタンパク質の量や質に直接影響されるのです。

爪が薄い、割れやすい、形が崩れやすい。こうした変化は、「栄養が足りていないよ」という体からのサインである可能性があります。痛みや見た目だけに目を向けがちですが、根っこにある原因まで考えることが大切です。

巻き爪に関係する栄養素とその働き

爪の健康を支えるために欠かせない栄養素は複数あります。それぞれが異なる役割を担っていて、どれか一つが偏っても、爪の状態に影響が出やすいのが特徴です。一つひとつ確認してみましょう。

タンパク質:爪の材料そのもの

爪はほぼタンパク質でできています。食事から摂ったタンパク質がアミノ酸に分解され、体内でケラチンへと作り変えられます。このプロセスがうまく回っていないと、爪は薄く、やわらかく、変形しやすくなります。

ダイエット中や、忙しくて食事がおざなりになりがちな方は、知らず知らずのうちにタンパク質が不足していることがあります。鶏むね肉や魚、卵、豆腐など、毎日の食事に意識して取り入れてみてください。

ビオチン(ビタミンB7):爪の厚みと強さに直結する

ビオチンは、爪の強度を保つうえで特に重要な栄養素です。不足すると爪が薄くなり、欠けやすくなることが知られています。

ビオチンを多く含む食材としては、卵黄やナッツ類、レバー、バナナなどがあります。普段の食事だけで摂りにくい場合は、サプリメントで補う方法もありますが、まずは食事から意識するのが基本です。

亜鉛:ケラチン合成をサポートする縁の下の力持ち

亜鉛はケラチンを合成する酵素の働きを助ける役割があります。爪だけでなく、肌や髪の健康にも関わる重要なミネラルです。

牡蠣や赤身肉、かぼちゃの種などに多く含まれています。ただし、亜鉛は吸収されにくい性質があるため、ビタミンCと一緒に摂ると効率が上がりやすいとされています。

鉄分:爪への栄養を届けるための血流を支える

鉄分が不足すると、爪への血流や酸素の供給が滞ります。その結果、爪が反り返ったり(スプーン爪)、薄くなったりすることがあります。鉄分不足は女性に特に多く、生理がある方は意識して補いたい栄養素です。

赤身肉やまぐろ、ほうれん草、あさりなどに含まれています。植物性の食材に含まれる鉄分(非ヘム鉄)は吸収率が低めなので、ビタミンCと組み合わせると吸収が良くなります。

ビタミンC:コラーゲン合成と鉄の吸収を助ける

ビタミンCは、爪を取り巻く皮膚や組織を健康に保つコラーゲンの合成に関わっています。また、鉄分の吸収を高める作用もあるため、他の栄養素を活かすうえでも欠かせない存在です。

柑橘類やキウイ、ブロッコリー、パプリカなどに豊富です。熱に弱い性質があるので、生で食べられるものをうまく活用するのがコツです。

ビタミンB2:細胞の成長を助ける

ビタミンB2は、細胞の再生や成長に関わるビタミンです。爪の成長を支える働きがあり、不足すると爪の伸びが遅くなったり、割れやすくなったりすることがあります。

レバーや乳製品、アーモンド、緑黄色野菜などに含まれています。脂溶性ではなく水溶性のビタミンなので、毎日コンスタントに摂ることが大切です。

カルシウム・マグネシウム:爪の硬さを維持する

カルシウムとマグネシウムは、爪の硬度を保つミネラルです。骨と同じように、爪の構造を支える役割も担っています。マグネシウムはカルシウムの吸収をサポートするため、セットで意識して摂るのが理想的です。

乳製品やいわし、小松菜、大豆製品などに多く含まれています。偏った食事が続くと、これらのミネラルが不足しやすくなるので、毎日の食事のバランスを意識してみてください。

栄養不足と巻き爪、どうつながるのか

ここまで個別の栄養素を見てきましたが、「でも、食事が悪いだけで巻き爪になるの?」と感じた方もいるかもしれません。正直に言うと、巻き爪の原因は一つではありません。靴の形、歩き方、爪の切り方、加齢による変化など、複数の要因が絡み合っています。

ただ、栄養状態が悪いと爪が薄く、やわらかく、変形しやすくなるのは確かです。矯正してもすぐ戻る、切っても繰り返す、という方は、外からのケアと並行して、内側からのアプローチも試してみる価値があります。

特に、食事が偏りがちな方や、ダイエット中の方、忙しくて食事を抜くことが多い方は、栄養の偏りが爪の状態に出やすいです。「最近、爪が薄くなった気がする」という変化に気づいたとき、それはカラダからのサインかもしれません。

日常に取り入れやすい食事の工夫

「栄養素の話はわかったけど、何をどう食べればいいの?」という声をよく聞きます。難しく考えなくて大丈夫です。毎日の食事に少しだけ意識を加えるだけで、変化が出てきます。

たとえば朝食に卵を一個プラスする、昼食に豆腐や納豆を加える、間食をナッツ類にする、夕食に魚を週に二、三回取り入れる。こうした小さな積み重ねが、爪の材料となる栄養素の底上げにつながっていきます。

また、野菜や果物をしっかり摂ってビタミンCを補うことで、鉄分や亜鉛の吸収効率も上がります。「食べる組み合わせ」を少し意識するだけで、吸収率はかなり変わります。特別な食事制限は必要ありません。今の食事に「何かをプラスする」という発想で取り組むのが長続きのコツです。

それでも巻き爪が繰り返すなら

食事を見直しても、靴を変えても、爪の切り方に気をつけても、「どうしても巻き爪が戻ってくる」という方は少なくありません。そういったケースでは、足のアーチの崩れや重心のバランス、歩き方のクセなど、もう少し根本的なところが関係していることがあります。

当院では、巻き爪の症状に対して、爪の状態だけでなく足全体のバランスや荷重のかかり方も含めて確認しています。必要に応じて、足に合ったカスタムインソールの作成や、歩き方のアドバイスも行っています。「また戻ってしまった」と一人で抱え込まずに、気になったときは気軽に相談してほしいと思っています。

巻き爪は、外側からのケアと内側からの栄養補給、そして体全体のバランスを整えることが、再発を防ぐうえで大切です。一人でいろいろ試して行き詰まったとき、当院がそのヒントになれれば幸いです。いつでも声をかけてください。


院長:長田

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