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腰痛のときにやってはいけないこと5選と正しい対処法

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朝起きたときや長時間座った後に腰が重だるい、そんな経験はありませんか?実は、腰に痛みがあるときほど注意したいのが、何気ない日常動作なんです。

痛みを抱えたまま無理に動いたり、逆に安静にしすぎたりすることで症状が悪化してしまうケースを、これまで数多く診てきました。

今日は腰痛でお悩みの方に向けて、痛みを悪化させないために絶対に避けてほしい行動と、その理由を詳しくお伝えします。当院には腰痛で来院される方が本当に多いのですが、ちょっとした生活習慣の見直しで劇的に改善するケースもたくさんあるんですよ。

院長:長田

痛みがあるとつい焦ってしまいますが、まずは落ち着いて正しい対処法を知ることが大切です

目次

腰痛を悪化させる5つのNG行動

腰に痛みを感じているとき、良かれと思ってやっている行動が実は症状を悪化させている可能性があります。

ここでは、臨床経験24年以上の視点から、特に注意していただきたい5つのNG行動をご紹介します。これらを知っているだけで、痛みの長期化を防ぐことができるはずです。

過度な安静は逆効果

腰が痛いとつい横になって安静にしたくなりますよね。確かに急性期の激しい痛みがあるときは安静も必要ですが、2日以上ベッドで寝たままの状態を続けると筋力が低下し、回復が遅れてしまいます

実は、適度に動かすことで血流が改善され、自然治癒力が高まるんです。痛みが少し落ち着いたら、室内をゆっくり歩くなど軽い動作から始めてみてください。

腰を反らす・ねじる動作

朝の着替えや洗顔時、腰を大きく反らしたりねじったりしていませんか?特にデスクワークで固まった状態から急に動くと、腰椎や周辺の筋肉に強い負荷がかかります。

起床後や長時間座った後は、腰回りの筋肉が硬くなっているため、急激な動きは椎間板や関節を痛める原因になります。動き始めはゆっくりと、まずは軽く体を温めてから動作するよう心がけましょう。

重いものを持ち上げる動作

腰痛があるときに重い荷物を持ち上げるのは厳禁です。特に注意したいのが、腰を曲げた状態で荷物を持ち上げる動作。このとき腰椎には体重の何倍もの負荷がかかっており、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアを引き起こす危険性があります。

どうしても持ち上げる必要があるときは、膝を曲げて腰を落とし、荷物を体に引き寄せてから脚の力で持ち上げるようにしてください。

長時間の同じ姿勢

デスクワークや長時間の運転で、気づけば何時間も同じ姿勢のまま過ごしていませんか?同じ姿勢を続けると特定の筋肉だけが緊張し続け、血流が悪くなって痛みが増してしまいます。

30分から1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かす、椅子に座ったまま肩を回すなど、こまめに姿勢を変えることが重要です。

炎症期の入浴や温めすぎ

ぎっくり腰や急性腰痛の直後は、患部で炎症が起きている状態です。この時期に温めてしまうと炎症が広がり、痛みが強くなってしまいます。

急性期は15分冷やして15分休む、これを3セット繰り返すアイシングがおすすめです。一方で、慢性的な鈍痛の場合は温めることで筋肉がほぐれ楽になることもあります。痛みの種類によって対処法が異なるため、判断に迷ったらすぐにご相談ください。

痛みがあるときの正しい過ごし方

NG行動を避けるだけでなく、積極的に取り入れてほしい行動もあります。痛みを早期に改善し、再発を防ぐためには日常生活の中での小さな工夫が大切です。

適切な座り方を意識する

座る姿勢は腰への負担に大きく影響します。椅子に浅く腰掛け、骨盤を立てるようにして座ってください。足裏全体が床につき、股関節よりも膝が少し低い位置になる高さが理想的です。

デスクワークの方は、クッションや姿勢サポートシートを使って骨盤の角度を保つのも効果的ですよ。

軽い運動を取り入れる

痛みが落ち着いてきたら、ウォーキングや軽いストレッチを日常に取り入れましょう。特に散歩は全身の血流を促進し、腰を支える筋肉を無理なく使うことができます。

ただし、激しい運動や無理なストレッチは避け、痛みが出ない範囲で行うことが大前提です。

靴とインソールの見直し

意外と見落とされがちなのが、足元のバランスです。サイズが合わない靴や履き口が広い靴は、姿勢を崩して腰への負担を増やします。

当院では足元から全身を整えるアプローチを重視しており、適正サイズの見直しやオーダーメイドインソールで踵やアーチを正しく保つことで腰痛が改善する方も多くいらっしゃいます。

腰痛の根本原因を知ることの重要性

ここまでNG行動と正しい過ごし方をお伝えしましたが、実はこれらはあくまで対症療法です。大切なのは、あなたの腰痛がなぜ起きているのか、その根本原因を特定することなんです。

長時間のデスクワークによる姿勢の悪化なのか、骨盤の歪みなのか、足元のバランスの崩れなのか。原因は人それぞれ異なります。

当院では初回に徹底した検査を行い、姿勢分析ソフトや整形外科的検査、動きの検査を通じて症状の原因を明らかにします。原因がわかれば、あなたに最適な施術プランを立てることができ、最短での改善が可能になります。

マッサージで改善しない理由

「マッサージに通っても一時的に楽になるだけですぐに戻ってしまう」という声をよく聞きます。これは、表面的な筋肉の緊張をほぐしているだけで、腰痛を引き起こしている関節の可動域制限や神経伝達の問題にアプローチできていないからです。

当院のカイロプラクティックは、痛みのある部位だけでなく足元から全身の動きと連動性を検査し、関節可動域や神経伝達の正常化を目指します。

日常生活で注意したいその他のポイント

腰痛予防のために日常生活で意識してほしいことをいくつか挙げておきます。

  • 睡眠時は仰向けなら膝下にクッション、横向きなら足の間に抱き枕を挟む
  • 朝起きたら急に起き上がらず、一度横向きになってから起き上がる
  • 洗面台で顔を洗うときは片手を洗面台につき、もう片方の手で洗う
  • 掃除機をかけるときは腰を曲げず、股関節を使って姿勢を低くする
  • ストレスを溜め込まず、呼吸を意識して深く吸う習慣をつける

これらの小さな工夫の積み重ねが、腰への負担を大きく軽減します。

まとめ:一人で悩まずにご相談ください

腰痛でお悩みの方は、無理に我慢したり自己判断で対処したりせず、まずは専門家に相談することをおすすめします。痛みを庇い続けることで別の部位に負担がかかり、新たな症状を引き起こしてしまうこともあるからです。

当院では、経験豊富な院長が問診から施術まで一貫して担当し、あなたの症状に真剣に向き合います。検査で原因を特定し、あなたが納得できる形で説明したうえで、最短で改善へと導く施術計画をご提案します。

腰痛は早めに対処すればするほど改善も早くなりますので、少しでも不安を感じたらお気軽にご連絡ください。あなたの「動きたくなる毎日」を取り戻すために、全力でサポートいたします。

学芸大学にある当院にお越しになることが難しい方へ

検索などでこのページにたどり着いてくださった方の中には、遠方にお住まいで実際にご来院いただくのが難しい方もいらっしゃると思います。

来院できなくても、信頼できる整体院・治療院の見分け方を知ることで、少しでも良い治療院選びに役立てていただければと思います。

信頼できる整体院・治療院の見分け方

  • 初回にしっかりとカウンセリングを行っていること
  • 検査を重視していること
  • 施術計画(回数や期間など)を提示してくれること
  • セルフケアのアドバイスがあること
  • 無理な勧誘がないこと
  • 清潔で落ち着いた環境であること
  • 実績や専門性が明確であること
  • 口コミや評判が良好であること
国家資格について

国家資格を持っているかどうかは安心材料のひとつですが、資格がなくても信頼できる整体院・治療院やカイロプラクティック院はあります。大切なのは、施術者の経験や技術、そして患者様に寄り添う姿勢ではないかと考えています。

オーダーメイドインソールをお探しの方へ

当院ではオーダーメイドインソール作成も行っていますが、遠方の方には申し訳ございませんがインソールを作成することができません。お住まいの地域によっては信頼できる施設をご紹介することも可能です 。

ご相談いただければ、シューズやインソールを選ぶポイントをアドバイスさせていただきます。

さいごに

「通えないから関係が終わり」ではなく、遠方にお住まいの方とも、できる限りつながりを持ちながらサポートしていきたいと考えています。

直接の施術やインソール作成ができなくても、整体院・治療院のご紹介や簡単なアドバイスを通じて、少しでもお役に立てれば幸いです。


院長:長田

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

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