足底筋膜炎

足底筋膜炎の症例報告

足底筋膜炎とは

足底筋膜炎は、足の裏にある「足底筋膜」という組織が炎症を起こし、主に付着部である踵付近に痛みが出る状態です。朝起きてすぐ、長時間の休憩後に歩き始めるときなど一歩目に強く痛むのが特徴で、歩き続けると痛みが和らぐこともあります。

日本国内の正確な患者数は公的統計が少ないものの、海外データでは人口の約10％が一生のうちに経験するとされており、日本でも同程度と推定されます。

特に中高年やスポーツをする人、長時間立ち仕事をする人に多い疾患で、当院にも足底筋膜炎でお悩みの方が非常に多く来院されています。

足底筋膜炎は自然に治ることはありません。安静にしていると痛みは和らぎますが高頻度で再発してしまいます。そのまま痛みを放置していると、日常生活や仕事、趣味に大きな支障が出ます。

さらに症状が悪化すると、かかとの骨に骨棘（こつきょく）というトゲ状の変化が生じたり、痛みをかばうことで足首や膝、腰など他の部位にも負担がかかり、二次的な障害や歩行異常につながることがあります。

足底筋膜炎の原因

開院以来、足底筋膜炎でお困りの方を数多く施術してきました。これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、足底筋膜炎の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

足底筋膜炎の主な原因として次のものが挙げられます。

足底筋膜炎はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が混在し、股関節・膝・足首・足の細かい関節の連動が正しく動かなくなることでふくらはぎや足裏の筋肉が硬くなり足底筋膜炎が発症します。そのため、人によって原因や痛みの部位が異なります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めないでください。足底筋膜炎でお悩みなら、充実した検査と豊富な改善実績を誇る当院に、ぜひお任せください。

病院とはここが違います

足底筋膜炎の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

装具療法

保存療法（安静）のためインソールは硬い場合が多く、歩くなど動くのには適していません。またテーピングも固定しますので安静にしていれば痛みは和らぎますが、共に対処療法ですので再発することが多いです。

物理療法

一般的な電気療法の他、集束型体外衝撃波治療（ESWT）という高エネルギーの衝撃波を照射する治療法もありますが、導入されている医療機関も少なく難治性足底腱膜炎にのみ保険適応。一時的な症状緩和にとどまることが多く根本的な改善にはなりません。

薬物療法

消炎鎮痛剤で痛みや炎症を抑えます。痛みが強い場合はステロイド注射を行うこともあります。長期使用は胃腸障害や腎機能への影響など副作用や依存リスクがあり、根本的な治療にはなりません。

リハビリテーション

理学療法によるストレッチや筋力トレーニング、歩行指導などを行いますが、痛みが引いてから行う場合が多く、根本治療にはなりません。

足底筋膜炎を改善するために

まずはあなたの足底筋膜炎の原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に楽になったと感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、痛みのある部位だけでなく、足元から全身の動きと連動性を検査し、関節可動域や神経伝達の正常化というカラダ全体の機能を高める施術をおこないます。

当院の特徴

20年以上の施術経験を持ち、足底筋膜炎の改善を得意とする院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では症状改善のために、広い視点と丁寧なヒアリング、そして独自の検査であなたのカラダが今どのような状態なのか正確に把握します。

そして、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が効果をより高めます。

また、これまでと同じ姿勢や生活習慣を見直す事ではじめて根本的な解決が見えてくるため、立ち方・座り方や負荷の少ない動作とセルフケアのアドバイスも行っています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療に効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

足底筋膜炎のQ＆A

足底筋膜炎は自然に治りますか？

自然に治ることはありません。安静や適切なケアを続ければ徐々に改善しますが再発することが多いです。根本改善のためには下肢を中心に関節のバランスを整える必要があります。

足底筋膜炎の人がやってはいけないことは？

痛みを無視して運動を続けたり、合わない靴を履くこと、自己判断で強いマッサージやストレッチを行うことは避けましょう。

痛み止めだけで治るのでしょうか？

一時的な痛みの緩和には役立ちますが、根本的な改善には下肢を中心に関節のバランスを整えたり、靴のサイズを見直すなど総合的な対応が必要です。

インソールや靴を変えれば必ず改善しますか？

インソールや靴の調整は多くの人に効果がありますが、根本的な改善が見込めるわけではありません。どちらもよい状態をキープするために必要なものであり、治療するものではないからです。カラダの問題を解決することで高い相乗効果が得られます。

運動はいつから再開できますか？

当院の症例ですと、オーダーメイドインソール使用が前提ではありますが、痛みが軽い場合は初回施術後翌日から、施術頻度にもよりますが重度の場合は2～3週間で再開可能な事が多いです。当然ですが様子を見ながら徐々に再開するようにしましょう。

足底筋膜炎が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

カラダの土台である足元から全身の連動性を高める当院のカイロプラクティックと足底筋膜炎は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

また、施術と合わせて使用することで最大の効果を発揮する当院のオーダーメイドインソールは動くことに適した素材と、動きのエラーに対応した補整パーツを組合せて作成するため、スポーツや日常生活をいつも通り続けたり、痛みの再発の予防が可能です。

足底筋膜炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。改善まで責任をもって対応致しますので一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

仕事に支障をきたす痛みに悩んでいました

練習を続けられてよかったです

足の痛みがある方にお勧めしたい整体院です