産後の骨盤矯正

産後の骨盤矯正とは

妊娠や出産によって広がったり歪んだりした女性の骨盤を正常な状態に戻すことを目的とした施術です。妊娠中にはリラキシンというホルモンの働きにより骨盤周りの靭帯が緩み、赤ちゃんが通りやすいように骨盤が広がります。

現在、産後の骨盤矯正に関する具体的な統計データは限定的ですが年間約80万人の出産がある日本において、多くの女性が産後の骨盤の問題に悩んでいると考えられます。

産後骨盤矯正の需要は近年急激に高まっており、当院にも産後の骨盤矯正でお悩みの方が多く来院されています。

産後の骨盤の歪みを放置すると、慢性的な腰痛や股関節痛が継続し、日常生活に支障をきたす可能性があります。内臓が下垂し、消化機能や代謝機能が低下することで体調不良が長期化することもあります。

骨盤底筋群の弱化により尿漏れが悪化し、血流が悪くなることで冷えやむくみが慢性化します。産前の体型に戻らず、下半身のサイズが元に戻らない状態が続くことで自信を失う女性も少なくありません。

お腹のぽっこりが解消されず、体重が落ちにくくなり、猫背や反り腰などの姿勢不良が定着してしまいます。

最悪の場合、数年後には自律神経失調症や更年期障害の原因となり、慢性的な身体の不調に悩まされ続ける可能性があります。育児や家事における身体的負担が増大し、生活の質が著しく低下する恐れもあるのです。

産後の骨盤矯正の原因

開院以来、産後の骨盤矯正でお困りの方を数多く施術してきました。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、産後の骨盤の歪みの原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

産後の骨盤の歪みの主な原因として次のものが挙げられます。

産後の骨盤の歪みは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人一人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。産後の骨盤矯正でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

産後の骨盤矯正の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

経過観察

明確な治療を行わないため症状の改善が期待できず、歪みが定着してしまうリスクがあります。また、患者の不安や悩みが解決されないまま放置される可能性があります。

薬物療法

根本的な原因である骨盤の歪みは改善されず、一時的な症状緩和にとどまります。また、授乳中の女性にとって薬物使用への不安があります。

理学療法

対応している医療機関が限られており、産後の骨盤矯正に特化した専門的な施術を受けられない場合があります。

ガードルの着用

締め付けによる不快感や正しい着用方法を守らないと逆効果になる可能性があります。また、根本的な筋力改善にはつながりません。

産後の骨盤矯正を改善するために

まずはあなたの産後の骨盤の歪みの原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に楽になったと感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、痛みのある部位だけでなく、足元から全身の動きと連動性を検査し、関節可動域や神経伝達の正常化というカラダ全体の機能を高める施術をおこないます。

当院の特徴

24年以上の臨床経験を持つ院長が問診から施術まで全て担当します。多くの改善実績を持つ院長が一貫して担当することで常に高いレベルの治療を受けることができます。

当院では症状改善のために、広い視点と丁寧なヒアリング、そして独自の検査であなたのカラダが今どのような状態なのか正確に把握します。

そして、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が効果をより高めます。

多くの整体院では子供連れでの来院を歓迎しており、キッズスペースを設けたり、施術中のお子様の見守りサービスを提供しています。完全予約制のためお待たせすることもありません。

産後の不安定な骨盤に配慮した優しい施術を行うため、強い痛みを感じることはほとんどありません。

また、これまでと同じ姿勢や生活習慣を見直す事ではじめて根本的な解決が見えてくるため、立ち方・座り方や負荷の少ない動作とセルフケアのアドバイスも行っています。

産後の骨盤矯正のQ＆A

産後の骨盤の歪みは自然に治りますか？

骨盤は出産後自然に戻ろうとしますが、育児による負担や筋力低下により完全に元の状態に戻ることは少ないです。適切なケアを行うことで改善が期待できます。

産後の骨盤矯正はいつから始められますか？

産後2ヶ月頃から開始できます。この時期はリラキシンホルモンの影響で骨盤が柔軟な状態にあるため、矯正効果が高いとされています。

産後の骨盤矯正の人がやってはいけないことは？

無理な運動や重いものを持つこと、長時間同じ姿勢を続けることは避けましょう。また、自己判断でのマッサージや過度なストレッチも控えるべきです。

帝王切開でも骨盤矯正は必要ですか？

帝王切開でも妊娠中のホルモンの影響で骨盤は変化しています。自然分娩ほどではありませんが、矯正を行うことで体調改善が期待できます。

産後何年経っても骨盤矯正の効果はありますか？

年数が経つほど改善に時間はかかりますが、適切な施術により骨盤の歪みを整えることは可能です。諦めずに専門家に相談することをお勧めします。

子供連れでも通院できますか？

もちろん可能です。キッズスペースなどのご用意はありませんがスペースに余裕がありますのでベビーカーごとベッドの近くまで入れます。

何回ぐらい通えば効果が出ますか？

個人差はありますが、8回から16回程度の施術で効果を実感される方が多いです。最初は週2回、その後は週1回のペースで約3ヶ月間が目安です。

骨盤矯正とガードルどちらが効果的ですか？

ガードルは一時的なサポートですが、骨盤矯正は根本的な改善を目指します。両方を併用することで、より効果的な結果が期待できます。

産後の骨盤矯正が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

カラダの土台である足元から全身の連動性を高める当院のカイロプラクティックと産後の骨盤矯正は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

産後の骨盤矯正は産後2ヶ月頃からがベストタイミングですが、何年経っても改善は可能です。改善まで責任をもって対応致しますので一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。