オスグッド病

オスグッド病とは

成長期の子どもや若いスポーツ選手に多くみられる膝下の痛みや腫れが特徴です。

ジャンプやダッシュ、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで膝下（脛骨粗面）に強い負担がかかり、骨が未熟な時期に炎症や痛みが現れます。

スポーツを頑張る学生や部活動に励むお子さんが発症しやすく、痛みのために思い切り動けなくなることも少なくありません。

膝疾患外来患者のうち約4.4％がオスグッド病であり、特に成長期のスポーツ少年に多く、年間数万人規模と推定され、当院にもオスグッド病でお悩みの方が多く来院されています。

オスグッド病を適切に治療せず放置してしまうと、痛みが慢性化し日常生活にも支障が出てきます。

膝下の骨の変形が進行し、正座や運動が難しくなることもあります。さらに、骨片が剥がれてしまうと手術が必要になるケースもあり、成人してからも痛みや機能障害が残ることもあるため注意が必要です。

オスグッド病は自然に改善するものではありません、早めに適切なケアを受けることが、長くスポーツを楽しむためのポイントになります。

オスグッド病の原因

開院以来、オスグッド病でお困りの方を数多く施術してきました。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、オスグッド病の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

オスグッド病の主な原因として次のものが挙げられます。

オスグッド病はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

競技特性や生活習慣なども含め、お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには状況の把握と検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めないでください。オスグッド病でお悩みなら、充実した検査と豊富な改善実績を誇る当院に、ぜひお任せください。

病院とはここが違います

オスグッド病の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

安静・運動制限

痛みが強い間は運動を控えるよう指導されます。

ストレッチ・リハビリ

太もも前面の筋肉や膝周囲の柔軟性を高めるリハビリが行われます。

冷却・湿布

炎症や痛みを和らげるために冷やしたり湿布を使用します。

インソールやサポーター

膝への負担を減らすための補助具が処方されることもあります。

薬物療法

痛み止めや消炎薬が処方される場合もあります。

手術

保存療法で改善しない重症例では手術が検討されます。

▼対処法のデメリット

ストレッチやリハビリは継続が必要で即効性が乏しく、根気強く続ける必要があります。冷却や湿布は一時的な対症療法にとどまり根本改善にはつながりません。インソールやサポーターは補助的な役割のため、原因そのものの解決にはなりません。

薬物療法は痛みを和らげるだけで、再発のリスクが残ります。手術は成長期にはできるだけ避けたい方法ですが、重症例では選択肢となることもあります。

オスグッド病を改善するために

まずはあなたのオスグッド病の原因を、問診や各種検査で明らかにしていきます。

症状の背景には姿勢や筋肉のバランス、生活習慣の乱れなどが隠れていることが多くあります。薬に頼るだけでなく、身体全体のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。

当院は、痛みや症状のある部位だけでなく、足元から全身の動きと連動性を検査し、関節可動域や神経伝達を正常化させ、カラダ全体の機能を高める施術をおこないます。

当院の特徴

20年以上の施術経験を持ち、オスグッド病の改善を得意とする院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では症状改善のために、広い視点と丁寧なヒアリング、そして独自の検査であなたのカラダが今どのような状態なのか正確に把握します。

そして、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が効果をより高めます。

また、これまでと同じ姿勢や生活習慣を見直す事ではじめて根本的な解決が見えてくるため、立ち方・座り方や負荷の少ない動作とセルフケアのアドバイスも行っています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療に効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

オスグッド病のQ＆A

オスグッド病は自然に治りますか？

多くの場合、成長が終わると自然に痛みは落ち着きますが、無理をすると後遺症が残ることもあるため注意が必要です。

オスグッド病の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して運動を続けたり、自己流のマッサージや過度な筋トレは避けてください。

成長痛とオスグッド病の違いは？

成長痛は痛みの場所がはっきりしませんが、オスグッド病は膝下の限局した痛みが特徴です。

予防や再発防止の方法は？

大腿四頭筋や周囲の柔軟性を高め、負荷を調整することが予防・再発防止に有効です。

オスグッド病が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

カラダの土台である足元から全身の連動性を高める当院のカイロプラクティックとオスグッド病は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

オスグッド病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。改善まで責任をもって対応致しますので一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。