ぎっくり背中

ぎっくり背中とは

突然背中に激しい痛みが生じる急性の筋肉・筋膜の損傷状態です。正式には「筋筋膜性疼痛症候群」と呼ばれ、背中の筋肉や筋膜が過度に緊張したり、部分的に断裂することで起こります。

ぎっくり腰の背中版とも言われ、肉離れに似た状態で、肩甲骨周辺から腰部にかけて激痛を感じるのが特徴です。デスクワークの増加により働く世代を中心に急増している症状の一つで、当院にもぎっくり背中でお悩みの方が多く来院されています。

ぎっくり背中を適切に治療せずに放置すると、筋肉が慢性的に緊張状態となり、少しの動作でも再発しやすくなります。

また、痛みをかばうことで姿勢が崩れ他の関節や筋肉にも負担がかかってしまい、結果として痛みのせいで好きな運動や日常動作が制限されてしまうことも少なくありません。

さらに背中の筋肉の過度な緊張が腰部にまで波及し、慢性的な腰痛や坐骨神経痛を併発する可能性があります。最悪の場合、身体全体のバランスが崩れ、日常生活に深刻な支障をきたし、仕事や趣味を諦めざるを得ない状況になりかねません。

ぎっくり背中の原因

開院以来、ぎっくり背中でお困りの方を数多く施術してきました。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、ぎっくり背中の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

ぎっくり背中の主な原因として次のものが挙げられます。

ぎっくり背中はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めないでください。ぎっくり背中でお悩みなら、充実した検査と豊富な改善実績を誇る当院に、ぜひお任せください。

病院とはここが違います

ぎっくり背中の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

薬物療法

痛み止めや湿布は一時的な効果にとどまり、根本的な筋肉の問題や姿勢の改善には至らないため、薬が切れると再び痛みが戻ってしまいます。

冷却・温熱療法

自己判断で行うと症状が悪化する場合があり、適切なタイミングや方法を見極めることが困難です。

リハビリテーション・運動療法

正しい方法で継続的に行わないと効果が得られず、間違った方法では逆に痛みが強くなることがあります。

注射療法

副作用や再発のリスクがあり、頻繁には行えないため、根本的な解決策とはなりにくいのが現状です。

ぎっくり背中を改善するために

まずはあなたのぎっくり背中の原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に楽になったと感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、痛みのある部位だけでなく、足元から全身の動きと連動性を検査し、関節可動域や神経伝達の正常化というカラダ全体の機能を高める施術をおこないます。

当院の特徴

20年以上の施術経験を持ち、ぎっくり背中の改善を得意とする院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では症状改善のために、広い視点と丁寧なヒアリング、そして独自の検査であなたのカラダが今どのような状態なのか正確に把握します。

そして、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が効果をより高めます。

また、これまでと同じ姿勢や生活習慣を見直す事ではじめて根本的な解決が見えてくるため、立ち方・座り方や負荷の少ない動作とセルフケアのアドバイスも行っています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療に効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

ぎっくり背中のQ＆A

ぎっくり背中は自然に治りますか？

時間をかければ自然に痛みは軽減しますが、根本原因を解決しなければ再発リスクが高まります。適切な施術により早期回復と再発予防が可能です。

ぎっくり背中の人がやってはいけないことは？

無理な動作や重いものを持つこと、自己判断での強いマッサージは避けてください。炎症期には安静にし、専門家の指導を受けることが重要です。

ぎっくり背中とぎっくり腰の違いは何ですか？

ぎっくり背中は背中の筋肉・筋膜の損傷で肉離れに近い状態、ぎっくり腰は腰椎や椎間板の問題が多く、痛みの部位と原因が異なります。

ぎっくり背中は何科を受診すればよいですか？

整形外科での検査後、根本改善を目指すなら整体やカイロプラクティックがおすすめです。筋肉・骨格の専門的なアプローチが効果的です。

ぎっくり背中は冷やすべきですか、温めるべきですか？

急性期の炎症には冷却が基本ですが、状態により温熱療法が適する場合もあります。専門家による適切な判断と施術を受けることが大切です。

ぎっくり背中の痛みはどのくらい続きますか？

一般的に炎症期は72時間程度ですが、適切な施術により早期回復が可能です。放置すると慢性化し、数週間から数ヶ月続くこともあります。

ぎっくり背中は再発しやすいのですか？

根本原因を解決しなければ再発リスクは高くなります。筋肉の柔軟性改善と姿勢矯正により、再発予防が可能です。

ぎっくり背中の予防法はありますか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、身体を冷やさないこと、急激な動作を避けることが重要です。定期的な身体のメンテナンスも効果的です。

ぎっくり背中になったら仕事は休むべきですか？

痛みの程度により判断が必要ですが、無理をすると悪化する可能性があります。早期の適切な施術により、仕事への影響を最小限に抑えられます。

ぎっくり背中は年齢と関係がありますか？

年齢に関係なく発症しますが、デスクワークや運動不足により若い世代でも増加傾向にあります。日頃からの予防意識が重要です。

ぎっくり背中が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

カラダの土台である足元から全身の連動性を高める当院のカイロプラクティックとぎっくり背中は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

ぎっくり背中は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。改善まで責任をもって対応致しますので一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。