
院長:長田お気軽にご相談ください!

院長:長田お気軽にご相談ください!
靴を脱いだとき、靴底を裏返して見たことはありますか。


かかとの外側だけが強くすり減っていたり、左右で減り方が違っていたりすることがあります。靴底の摩耗だけで身体の状態を判断することはできませんが、普段どのように足を使っているのかを確認するひとつのヒントになります。
実際、足底筋膜炎でご相談に来られる方の靴を確認すると、靴底が大きく摩耗していたり、足の実寸に対して靴が大きかったり、靴ひもを緩めたまま履いていたりすることがあります。
UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院の長田です。当院では「朝の一歩目が痛い」「長時間立っていると足裏が痛む」といった方に対して、痛む足裏だけでなく、足のサイズや形、足への荷重、足首・膝・股関節の動き、立ち方・歩き方、普段履いている靴まで確認します。
この記事では、靴底のすり減りから何が分かるのか、靴と足底筋膜炎にはどのような関係があるのか、そして靴だけでなく身体の動きまで確認する理由についてお伝えします。


靴底の減り方だけで「身体が歪んでいる」「足底筋膜炎の原因はこれ」と判断することはできません。ただ、普段の靴と足を一緒に確認すると、足への負担について見えてくることがあります
足底筋膜炎では、朝起きて最初に歩き始めたときや、長時間座ったあとに立ち上がったときなどに、かかと周辺へ強い痛みを感じることがあります。
足の裏には、かかとから足指の付け根にかけて「足底筋膜(足底腱膜)」と呼ばれる組織があります。立つ、歩く、走るといった動作の中で足部を支える役割を担っています。
休んでいる状態から歩き始めることで足底筋膜へ負荷が加わるため、朝の一歩目に痛みが強く出る方がいます。しばらく歩くと一時的に楽になることもありますが、長時間の立ち仕事や歩行、スポーツなどで再び痛みが強くなる場合もあります。
足底筋膜炎は足裏に痛みが出る症状ですが、足への負担のかかり方は一人ひとり違います。
長時間の立ち仕事や歩行、ランニングなどの活動量、足の形、足首の動き、体重の変化、履いている靴など、さまざまな要素が関係していることがあります。
また、歩行では足首だけでなく、膝や股関節も連動して動きます。そのため当院では、状態に応じて膝や股関節などの動きについても確認します。
「足底筋膜炎だから扁平足が原因」「骨盤が傾いているから足裏が痛い」と最初から決めつけず、実際の足・身体・動作・靴を確認することを大切にしています。
例えば、足首を十分に動かしにくい方や、しゃがむ動作で膝が大きく内側へ入る方、左右の股関節の動きに差がある方など、身体の使い方にはそれぞれ特徴があります。
こうした特徴があるからといって、それだけで足底筋膜炎の原因だとは言えません。
ただし、立つ・歩く・走るといった動作の中で足にどのように荷重しているのかを確認するためには、足だけでなく下肢全体の動きを見ることも重要です。
靴底のすり減りには、靴の種類、使用期間、歩く距離、路面、歩き方などさまざまな要素が影響します。
そのため、「この場所が減っているから回内足」「片側だけ減っているから骨盤が歪んでいる」と、靴底だけで身体の状態を決めることはできません。
一方で、左右差が非常に大きい、片側のかかとだけ極端に減っている、ミッドソールが大きく潰れているなどの場合には、現在の靴の状態や足の使い方を確認するきっかけになります。
歩行では、かかとのやや外側から接地する方も多いため、靴のかかと外側が多少すり減ること自体は珍しいことではありません。
大切なのは摩耗の位置だけではなく、左右差、減り方の大きさ、靴の変形、実際の立ち方や歩き方などを合わせて見ることです。
| 靴で確認したいこと | 確認のポイント |
|---|---|
| 左右の摩耗差 | 一方だけ極端に減っていないか |
| かかとの摩耗 | 減り方が大きくなっていないか |
| ミッドソール | 潰れや変形が目立っていないか |
| アッパー | 足の形に合わず大きく変形していないか |
| 靴のサイズ | 実際の足長・足幅に合っているか |
| 靴ひも | 緩めたまま履いていないか |
靴を長期間使用すると、アウトソールがすり減るだけでなく、ミッドソールのクッション性や安定性も少しずつ変化していきます。
ただし、靴の寿命を「何km」「何年」と一律に決めることはできません。靴の種類や体格、使用頻度、歩く場所などによって大きく異なるためです。
靴底が片減りしている、ミッドソールが大きく潰れている、以前より履いたときの安定感がなくなったと感じる場合には、新しい靴への交換を検討してもよいでしょう。
足底筋膜炎でご相談に来られる方の靴を確認していると、靴の種類そのものよりも、サイズの選び方や履き方が気になることがあります。
特に確認したいのは、次のような点です。
足底筋膜炎だから特定のメーカーや特定の靴を履けばよい、というわけではありません。まず自分の足のサイズを知り、用途に合った靴を適切にフィッティングすることが大切です。
靴ひもを大きく緩めたまま履くと、靴の中で足が動きやすくなります。
特に足の実寸より大きな靴を履いている場合には、歩くたびに足が前へ動き、指先や足裏へ余計な負担を感じることがあります。
靴を履くときは、まずかかとを靴の後方へ合わせ、そのうえで足が安定するように靴ひもを締めてみてください。
販売、医療、介護、飲食など、長時間立ったまま仕事をする方からのご相談もあります。
職場指定の靴があって自由に選べない場合もあります。そのような場合でも、サイズが合っているか、靴ひもやベルトで足を安定させられるか、靴底が大きく摩耗していないかなど、確認できることがあります。
また、立っている時間や歩く量など、仕事内容そのものも足への負荷を考えるうえで重要です。
靴を新しくすれば、すべての足底筋膜炎が改善するわけではありません。
反対に、「靴は関係ないから身体だけ整えればよい」というものでもありません。
当院では、足底筋膜炎で来院された方に対して、状態に応じて次のような点を確認します。
足・身体・動作・靴を一緒に確認して、その方の足へどのような負担がかかっているのかを見極めることが、当院の足底筋膜炎への対応の特徴です。
足底筋膜炎に対して当院で行っている検査や施術については、足底筋膜炎の症状別ページで詳しくご紹介しています。
足の状態や仕事・スポーツでの負荷、使用している靴などを確認した結果、必要性がある場合にはオーダーメイドインソールをご提案することがあります。
ただし、足底筋膜炎だから全員にインソールを作るわけではありません。インソールを使用する場合にも、足だけでなく、どの靴で、どのような仕事やスポーツに使用するのかまで確認します。
院長はSIDAS社の本国フランスでインソール技術研修を受け、スポーツ選手から一般の方まで、長年にわたって足の計測、シューズフィッティング、インソール作成に携わっています。
まずは普段よく履いている靴を一足出して、次の項目を確認してみてください。
靴底に特徴的な減り方があったとしても、それだけで原因を判断する必要はありません。「かなり左右差がある」「この靴を履くと特に痛い」といったことがあれば、足や歩き方と一緒に確認してみるとよいでしょう。
足首の動きやふくらはぎ周辺の柔軟性は、歩行時の足の使い方にも関係します。
ストレッチを行う場合には、痛みを我慢して強く伸ばす必要はありません。症状が強い場合や、何をしたらよいか分からない場合には、自己判断で運動量を増やさず専門家へ相談してください。
足底筋膜炎で靴を買い替えたり、市販のインソールを試したりしているのに、なかなか変化を感じられない方もいます。
その場合、靴が悪いと決めつけたり、さらに高価な靴へ買い替えたりする前に、そもそも足のサイズに合っているのか、立ったときにどう荷重しているのか、足首・膝・股関節がどう動いているのかまで確認してみる価値があります。
靴は足底筋膜炎を考えるうえで重要な要素のひとつですが、靴だけですべてが決まるわけではありません。
反対に、身体だけを見て毎日何時間も履いている靴を確認しないのも十分ではないと当院では考えています。
靴底のすり減り方だけで、足底筋膜炎の原因や身体の状態を判断することはできません。
しかし、普段履いている靴には、使用期間や履き方、足の使い方など多くの情報が残っています。
私自身、SIDAS社の本国フランスでインソール技術研修を受け、スポーツ選手から一般の方まで足の計測やシューズフィッティングに長年携わってきました。当院ではその経験も生かしながら、足の実測、身体の動き、歩行、実際に履いている靴までまとめて確認します。
横浜市青葉区・市が尾で「靴を変えても足裏が痛い」「自分の靴が足に合っているのか分からない」という方は、当院の足底筋膜炎の検査・施術についてもご覧ください。