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足底筋膜炎の薬物療法の限界と根本治療の重要性

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朝起きて一歩目に足裏が痛む、立ち仕事で夕方になるとかかとがジンジンする。そんな足底筋膜炎の痛みに悩まされていませんか?

病院で痛み止めをもらったり、ドラッグストアで湿布を買ったりして対処している方も多いと思います。でも、薬を使っていてもなかなか良くならない、一時的には楽になるけどまた痛くなる、そんな経験をされている方も少なくないはずです。

今回は、足裏の痛みに対してお薬がどのように作用するのか、そして薬だけでは解決しない本当の理由について詳しくお話しします。

院長:長田

足底筋膜炎でお悩みの方には、薬の効果と限界をしっかり理解していただきたいと思います

目次

足底筋膜炎に使われる薬の種類

足裏の痛みや炎症を抑えるために、病院やドラッグストアで処方・販売されている薬にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解しておくことで、自分に合った対処法を選ぶことができます。

痛み止めの内服薬

病院では、ロキソプロフェンやセレコキシブなどの非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)が処方されることが一般的です。市販薬でもロキソニンSやイブプロフェン配合の製品が購入できます。これらは炎症を抑え、痛みを和らげる働きがあります。

ただし、長期間の服用は胃腸障害や腎機能への影響などの副作用リスクがあるため注意が必要です。あくまで一時的な対症療法であり、根本的な治療にはなりません。

湿布や塗り薬

インドメタシンやジクロフェナクなどの成分を含む湿布やゲル、クリームタイプの外用薬も広く使われています。患部に直接貼ったり塗ったりすることで、炎症を抑える効果が期待できます。

パップ剤(冷感湿布)とテープ剤があり、肌の状態や使用感の好みで選べます。ただし、湿布だけでは足裏に掛かる負担そのものを軽減することはできません

ステロイド注射

痛みが強く日常生活に支障をきたしている場合、整形外科でステロイド注射を受けることもあります。

強力な抗炎症作用で一時的に痛みが劇的に改善することもありますが、効果は数週間から数ヶ月程度で、繰り返し注射すると腱の脆弱化や断裂のリスクが高まります。

薬で痛みが取れない理由

お薬を使っているのに痛みが繰り返す、あるいは全く改善しないという方は多いです。その理由は、薬が対処しているのは「痛み」や「炎症」という結果であって、「なぜ足底筋膜に負担が掛かっているのか」という原因ではないからです。

薬は症状を抑えるだけ

痛み止めや湿布は炎症反応を一時的に抑えることで痛みを和らげますが、足裏に掛かる負担を減らすわけではありません。そのため、薬の効果が切れればまた痛みが戻ってしまいます。

仕事や家事で立ち続ける、運動を再開する、サイズの合わない靴を履き続けるなど、根本的な負担要因が解消されていなければ症状は必ず繰り返します

足底筋膜炎は複数の原因が絡み合っている

当院でこれまで多くの足底筋膜炎の方を診てきた経験から断言できるのは、原因はひとつではないということです。

足のアーチの崩れ、股関節や膝の動きの悪さ、骨盤の歪み、ふくらはぎの筋肉の硬さ、靴のサイズや履き方の問題など、複数の要因が複雑に絡み合って足底筋膜に過剰な負担を掛けています。

薬ではこれらの根本原因にアプローチすることはできません。だからこそ、痛みを繰り返してしまうのです。

根本から改善するために必要なこと

足裏の痛みから本当に解放されるためには、薬で症状を抑えるだけでなく、なぜ足底筋膜に負担が掛かっているのかを明らかにし、その原因を取り除く必要があります。

カラダ全体のバランスを整える

足底筋膜炎の原因を探るには、足だけでなく、股関節、膝、足首、骨盤、背骨といったカラダ全体の連動性を検査することが欠かせません。どこかひとつの関節の動きが悪くなると、その影響が足裏に集中してしまうからです。

当院では、独自の検査で原因を特定し、関節のバランスを整え神経の働きを最適化させることで、足底筋膜への負担を根本から軽減します。

正しい靴選びと履き方

靴のサイズが合っていない、ヒモをしっかり結ばずに履いている、インソールが足に合っていないといった問題も、足底筋膜炎を悪化させる大きな要因です。適正サイズの靴を選び、正しい履き方を実践するだけでも負担は大きく減ります。

当院では、動きのエラーを補正するオーダーメイドインソールの作成も行っており、施術と組み合わせることで最大の効果を発揮します。

生活習慣とセルフケア

立ち方、歩き方、カラダの使い方といった日常の動作にも目を向ける必要があります。間違った動作パターンを続けていると、どれだけ施術を受けても再発してしまいます。

当院では、負担の少ないカラダの使い方やセルフケアの方法も丁寧にアドバイスしています。

薬に頼らず改善した方々の声

当院には、病院で痛み止めや注射を続けても改善しなかった方、湿布を貼り続けても痛みが取れなかった方が多く来院されます。そして、検査で原因を特定し、カラダ全体のバランスを整える施術を受けることで、薬に頼らず痛みから解放されています。

  • 朝起きたときの一歩目が痛くなくなり、快適に動き出せるようになった
  • ランニングや登山などの趣味を再び思いきり楽しめるようになった
  • 立ち仕事でも足裏の痛みを気にせず集中できるようになった
  • 旅行や買い物など痛みを気にせず外出できるようになった

足底筋膜炎は、早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。薬だけに頼るのではなく、根本原因にアプローチすることが大切です。

一人で悩まずにご相談ください

足裏の痛みは、放っておいても自然に治ることはありません。薬で一時的に楽になっても、原因が解決していなければ必ず再発します。そして、痛みをかばううちに膝や腰など他の部位にも負担が掛かり、症状が広がってしまうこともあります。

当院では、24年以上の臨床経験を持つ院長が、問診から検査、施術まで一貫して担当します。

足底筋膜炎の改善実績も豊富で、カラダの土台である足元から全身を整えるカイロプラクティックは、足裏の痛みと非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

薬に頼り続けるのではなく、本当の原因を見つけて根本から改善しませんか。

一人で悩むことなく、いつでもお気軽にご相談ください。改善まで責任をもってサポートいたします。

学芸大学にある当院にお越しになることが難しい方へ

検索などでこのページにたどり着いてくださった方の中には、遠方にお住まいで実際にご来院いただくのが難しい方もいらっしゃると思います。

来院できなくても、信頼できる整体院・治療院の見分け方を知ることで、少しでも良い治療院選びに役立てていただければと思います。

信頼できる整体院・治療院の見分け方

  • 初回にしっかりとカウンセリングを行っていること
  • 検査を重視していること
  • 施術計画(回数や期間など)を提示してくれること
  • セルフケアのアドバイスがあること
  • 無理な勧誘がないこと
  • 清潔で落ち着いた環境であること
  • 実績や専門性が明確であること
  • 口コミや評判が良好であること
国家資格について

国家資格を持っているかどうかは安心材料のひとつですが、資格がなくても信頼できる整体院・治療院やカイロプラクティック院はあります。大切なのは、施術者の経験や技術、そして患者様に寄り添う姿勢ではないかと考えています。

オーダーメイドインソールをお探しの方へ

当院ではオーダーメイドインソール作成も行っていますが、遠方の方には申し訳ございませんがインソールを作成することができません。お住まいの地域によっては信頼できる施設をご紹介することも可能です 。

ご相談いただければ、シューズやインソールを選ぶポイントをアドバイスさせていただきます。

さいごに

「通えないから関係が終わり」ではなく、遠方にお住まいの方とも、できる限りつながりを持ちながらサポートしていきたいと考えています。

直接の施術やインソール作成ができなくても、整体院・治療院のご紹介や簡単なアドバイスを通じて、少しでもお役に立てれば幸いです。


院長:長田

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

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東京都目黒区碑文谷6-7-3インクルール学芸大学3F
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