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足底筋膜炎に衝撃波を試す前に知っておくべきこと

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「整形外科に半年以上通っているのに、足裏の痛みがなかなか良くならない」というご相談を、当院でも受けることがあります。

そうした方が次の治療法として調べ始めることが多いのが、足底筋膜炎に対する体外衝撃波治療(ESWT)です。

「体外衝撃波を受ければ治るのか」「これまでの治療で変わらなかったのに効果はあるのか」と気になっている方もいるでしょう。

この記事では、体外衝撃波治療がどのような治療なのかを確認したうえで、治療を受けても足裏の痛みが続いている場合に、足や身体、歩行、靴について何を確認できるのかをお伝えします。

院長:長田

体外衝撃波は足底筋膜炎に対する治療の選択肢のひとつです。それでも痛みが続く場合には、治療を否定するのではなく、日常生活やスポーツで足へどのような負担がかかっているのかを確認してみることも大切です

目次

体外衝撃波(ESWT)とはどんな治療か

体外衝撃波治療(Extracorporeal Shock Wave Therapy:ESWT)とは、専用の医療機器を使って身体の外から患部へ衝撃波を照射する治療です。

足底腱膜炎をはじめとする腱付着部の痛みに対し、疼痛の軽減や組織修復を促すことを目的として行われます。

日本では、保存療法を行っても改善がみられない難治性足底腱膜炎に対して、集束型体外衝撃波治療が保険診療の対象となっています。

衝撃波は何を目的に行うのか

体外衝撃波には、痛みを軽減する作用や組織の修復を促す作用が期待されています。

長期間続いている足底腱膜の痛みに対し、保存療法とは異なる方法で患部へ刺激を加えられることが特徴です。

ただし、治療後の変化には個人差があります。すべての方の痛みが一度の治療でなくなるわけではなく、その後も足への負荷を調整したり、リハビリテーションを行ったりすることがあります。

どのような場合に検討されるのか

足底筋膜炎では、まず安静や負荷調整、ストレッチ、インソールなどの装具療法、薬物療法、リハビリテーションなどの保存療法が行われることが一般的です。

それらを一定期間続けても症状が改善しない場合に、体外衝撃波治療が選択肢として検討されることがあります。

体外衝撃波が自分に適しているかどうかは、症状や治療経過などによって異なります。希望する場合は、体外衝撃波治療を行っている整形外科などで相談してください。

体外衝撃波を受けても痛みが残るときに考えたいこと

体外衝撃波は足底筋膜炎に対する治療法のひとつですが、治療を受けたあとも痛みが残ったり、一度楽になったあとに再び痛みを感じたりする方もいます。

そのような場合に確認したいのが、現在の日常生活やスポーツで、足裏へどのような負担がかかっているのかという点です。

立ち仕事、長時間の歩行、ランニングなどによる負荷が続いている場合もあれば、足のサイズや形、足首の動き、歩き方、履いている靴などが関係している場合もあります。

足底への負担に関係する要素は一つではありません

足底筋膜炎だからといって、すべての方に同じ問題があるわけではありません。

例えば、次のような要素を確認します。

  • 長時間の立ち仕事や歩行による負荷
  • ランニングなどスポーツの練習量
  • 扁平足・ハイアーチなど足の形
  • 足のサイズや左右差
  • 足首の動き
  • 膝・股関節と足の連動
  • 立ったときの荷重
  • 立ち方や歩き方
  • 普段履いている靴やスポーツシューズ

「足底筋膜炎だから扁平足が原因」「股関節が硬いから足底筋膜炎になった」と最初から決めつけることはできません。その方の足と身体を実際に確認することが重要です。

足裏だけでなく身体の動きも確認する理由

歩くときには、足だけが単独で動いているわけではありません。足首・膝・股関節などが連動しながら身体を前へ運びます。

そのため、足底筋膜炎で痛みが続いている場合には、痛みのある足裏を確認すると同時に、必要に応じて足首・膝・股関節などの動きも確認します。

ただし、身体のどこか一か所を「本当の原因」と決めるのではありません。足への負担が実際にどのように生じているのかを、動作や歩行まで含めて確認します。

体外衝撃波を含めた主な治療法

足底筋膜炎では、症状や経過に応じてさまざまな方法が選択されます。

治療・対応主な目的ポイント
負荷調整・ストレッチ足底への負担を減らす症状や生活・運動量に合わせて行います
インソール・テーピング足への荷重を調整する足や靴の状態に応じて使用します
薬物療法・注射痛みや炎症へ対応する症状に応じて医師が判断します
体外衝撃波(ESWT)疼痛軽減・組織修復促進主に難治性の足底腱膜炎で検討されます
リハビリテーション柔軟性・筋力・動作などを見直す身体の状態に合わせて進めます

どの方法が優れているということではなく、症状や経過に応じて適切な治療を選ぶことが大切です。

当院では、医療機関での治療を否定したり、体外衝撃波治療の中止をすすめたりすることはありません。

医療機関で必要な確認や治療を受けながら、足や身体の動き、歩行、靴について別の角度から確認したい方に対応しています。

なぜ朝の一歩目に痛みやすいのか

足底筋膜炎では、朝起きて最初の一歩や、長時間座ったあとに歩き始めるときに痛みが強く出ることがあります。

休んでいる間から歩き始めることで、足底腱膜に急に負荷が加わることなどが関係しています。

歩いているうちに一時的に痛みが和らぐ方もいますが、立ち仕事や長時間の歩行、運動によって再び痛みが強くなることもあります。

朝の一歩目の痛みが続いている場合も、「足底筋膜炎だから仕方がない」と考えるのではなく、日中どのような負荷が足へかかっているのかを確認してみましょう。

ふくらはぎや足首の動きも確認します

足首を動かしにくい状態や、ふくらはぎ周辺の柔軟性が低下している場合には、歩行時の動き方に影響することがあります。

そのため当院では、足底だけでなく足首の可動域やふくらはぎの状態も必要に応じて確認します。

当院では足・身体・歩行・靴まで確認します

体外衝撃波を受けたかどうかにかかわらず、当院では「足底筋膜炎」という症状名だけで施術方法を決めることはありません。

まず、いつから痛むのか、朝・仕事中・歩行時・スポーツ時など、どのような場面で痛みが強くなるのかを詳しくお聞きします。

そのうえで、足のサイズや形、足への荷重、足首・膝・股関節、立ち方・歩き方、普段履いている靴やスポーツシューズなどを状態に応じて確認します。

「体外衝撃波を受けたのに治らないから、次は別の治療をする」というだけではなく、今の足にどのような負担がかかっているのかを具体的に確認できることが、当院の足底筋膜炎への対応の特徴です。

当院で行っている検査や施術については、足底筋膜炎の症状別ページで詳しくご紹介しています。

靴のサイズや履き方も確認します

足底筋膜炎で来院される方の靴を確認すると、実際の足のサイズより大きな靴を履いていたり、靴ひもを緩めたまま履いていたりすることがあります。

靴の中で足が安定しなければ、歩行やスポーツ中の足の動きにも影響します。

院長は長年、スポーツシューズやインソールに関わる現場で足の計測やフィッティングを行ってきました。必要に応じて、実際に使用している靴を確認し、サイズや履き方、靴ひもの締め方についてもお伝えします。

インソールは必要な場合にご提案します

足の状態や仕事・スポーツでの負荷によっては、足元からのサポートとしてオーダーメイドインソールをご提案することがあります。

ただし、足底筋膜炎だから全員にインソールが必要という考えではありません。足のサイズ、形、荷重、身体の動き、使用している靴、仕事やスポーツの内容まで確認して必要性を判断します。

院長はSIDAS社の本国フランスでインソール技術研修を受け、スポーツ選手から一般の方まで長年にわたり足の計測、シューズフィッティング、インソール作成に携わっています。

こんな方は足の状態を一度確認してみてください

  • 整形外科で治療を続けているが足裏の痛みが残っている
  • 体外衝撃波治療を受けたが、まだ歩くと痛い
  • 一度楽になったものの、仕事やスポーツをすると痛みが戻る
  • 朝の一歩目の痛みが長く続いている
  • 自分の足のサイズや歩き方を詳しく確認したことがない
  • 履いている靴が自分の足に合っているのか分からない
  • ランニングなどのスポーツをできるだけ続けたい

痛みの程度や生活環境によっては、足への負荷を調整することで徐々に症状が軽くなる場合もあります。一方で、痛みが強い場合や長期間続いている場合には、自己判断せず整形外科などで状態を確認することが大切です。

体外衝撃波のあとも足裏の痛みが続いている方へ

体外衝撃波は、難治性の足底腱膜炎に対して行われている治療法です。治療を受けること自体を否定する必要はありません。

それでも痛みが続いている場合には、足の状態、歩き方、仕事やスポーツでの負荷、靴など、治療とは別の角度から確認できることがあります。

「体外衝撃波まで受けたのに、まだ痛い」「次に何を確認すればいいのか分からない」という方は、一度現在の足と身体の状態を確認してみてください。

横浜市青葉区・市が尾で足底筋膜炎について相談先を探している方は、当院の足底筋膜炎の検査・施術についてもご覧ください。


院長:長田

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神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町1153-6サンビューハイツ市ヶ尾102
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