
院長:長田お気軽にご相談ください!

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外反母趾に悩んでいる方の中には、「最近、かかとや土踏まずまで痛くなってきた」という方もいます。


親指の付け根が痛む外反母趾と、かかとから土踏まず周辺に痛みが出る足底筋膜炎は別の問題ですが、同じ足に両方の症状がみられることがあります。
特に「朝起きたときの一歩目にかかとが痛い」「長く歩くと足裏が痛む」といった症状がある方は、足底筋膜炎でみられる症状と似ているかもしれません。
では、なぜ外反母趾がある方に足裏の痛みも起こるのでしょうか。
この記事では、二つの症状を単純に同じ原因と考えるのではなく、足への荷重、足首の動き、靴、歩き方などの視点から、その関係を分かりやすくお伝えします。


親指とかかとを別々に見るだけでなく、立ったとき・歩いたときに足全体へどう体重がかかっているかを見ることが大切です
まず知っておきたいのは、外反母趾と足底筋膜炎は同じ病気ではないということです。
外反母趾は、親指が第2趾側へ向き、親指の付け根が突出するようにみえる足の変形です。
一方、足底筋膜炎では、かかとから足の指の付け根方向へ伸びる足底腱膜に負担がかかり、かかとや土踏まず周辺に痛みが生じます。
原因も一つではありません。
外反母趾では体質や足の形、靴など複数の要因が関係すると考えられており、足底筋膜炎でも歩行・立位時間の増加、運動量、足の形、足首やふくらはぎの状態、靴などさまざまな要因が関係します。
「外反母趾だから足底筋膜炎になる」と考えるのではなく、二つの症状に共通して負担を増やしている要素がないか確認することが大切です。
外反母趾がある足では、親指の付け根の痛みを避けたり、靴が当たらないようにしたりすることで、無意識に体重のかけ方が変わることがあります。
また、足首や足部の動き、足のアーチ、靴のフィットなどによっても、歩くときに負担が集中する場所は変化します。
外反母趾や足底筋膜炎について「アーチが崩れたことが原因」と説明されることがあります。
確かに足の形やアーチは負担を考えるうえで確認したいポイントですが、アーチだけですべてを説明することはできません。
同じように扁平足に見える人でも痛みがないことがありますし、反対に土踏まずが高い人でも足底筋膜炎を起こすことがあります。
そのため当院では、足の形だけではなく、立った状態での荷重、足首の動き、歩行時の足の使い方などを合わせて確認します。
親指の付け根が痛ければ、その場所を避けて歩こうとすることがあります。
すると足の外側やかかとなど、別の場所へ体重をかけるようになる場合があります。
逆に、かかとが痛いことで前足部への荷重が増えれば、すでに外反母趾がある方では親指周辺の負担を感じやすくなることも考えられます。
つまり二つの症状がある場合には、それぞれの痛い場所だけを見るのではなく、足全体でどのように体重を受け止めているのかを見る必要があります。
外反母趾がある方でも、足裏の痛みがすべて外反母趾から起きているとは限りません。
特に、朝起きて最初の一歩が痛い、しばらく休んだあとに歩き始めると痛い、長時間立ったり歩いたりするとかかとから土踏まずが痛むといった症状は、足底筋膜炎でよくみられる特徴です。
こうした症状がある方は、足底筋膜炎の原因・症状・当院での考え方をまとめたページも参考にしてください。
二つの症状がある場合、親指とかかとだけを見るのではなく、普段の生活も含めて確認してみましょう。
当てはまる項目があるからといって、それだけで原因を判断することはできません。
ただ、どこに負担が集中しているのかを考えるための手がかりにはなります。
足に痛みがある場合、身体だけでなく普段履いている靴も重要です。
特に外反母趾では、先端が細く親指の付け根を圧迫する靴や、サイズが合っていない靴では痛みが出やすくなります。
また、足底筋膜炎がある場合にも、クッション性や支持性が乏しい靴、足に合っていない靴では歩行時の負担を感じやすくなることがあります。
外反母趾があると、「当たると痛いから」と実際の足よりかなり大きな靴を選んでいる方もいます。
しかし靴の中で足が前後左右に動きすぎれば、歩くたびに足を安定させるため余計な力を使うことがあります。
大切なのは単純に大きい靴ではなく、つま先には必要な余裕がありながら、かかとや甲では足が必要以上に動かない靴を選ぶことです。
外反母趾と足裏の痛みがある方から、「インソールを入れれば外反母趾も治りますか?」と聞かれることがあります。
インソールは、外反母趾の骨の変形そのものを元に戻すためのものではありません。
一方で、立ったり歩いたりするときに足へどのように体重がかかっているのかを確認し、必要に応じて足元からの負担を調整する目的で使うことがあります。
当院では、足の形だけを見てインソールを作るのではなく、足首の動き、荷重の仕方、歩行、使用する靴などを確認したうえで、必要な場合にオーダーメイドインソールをご提案しています。
歩くという動作は、足だけで行っているわけではありません。
足首・膝・股関節・骨盤・体幹が連動することで、身体を前へ運んでいます。
例えば足首が動きにくければ、その動きを別の関節で補う場合があります。股関節の動きが小さくなれば、足元で動きを補っていることもあります。
これは「骨盤の歪みが外反母趾や足底筋膜炎を引き起こす」という意味ではありません。
当院では、現在感じている痛みに対して、どこに負担が集中しているのかを考えるために身体全体の動きを確認します。
靴を変えたり、活動量を調整したりしても足裏の痛みが続く場合には、一度状態を詳しく確認してみることをおすすめします。
また、親指の変形や痛みが強くなっている、歩くこと自体が困難になっている、急な腫れや強い痛みがあるなどの場合には、整形外科などの医療機関での評価も大切です。
特に「朝の一歩目にかかとが痛い」「しばらく歩くと少し楽になる」「長時間歩くと再び足裏が痛む」という方は、足底筋膜炎について詳しくまとめた症状別ページをご覧ください。
UPカイロプラクティック市ヶ尾整体院では、外反母趾があるから親指だけ、足底筋膜炎があるからかかとだけを見るのではありません。
足のサイズや形、足首の動き、立った状態での足圧、歩き方、膝や股関節の動き、普段履いている靴などを確認します。
そのうえで、現在どの部分へ負担が集中しているのかを考え、身体の状態に合わせて施術や日常生活での対策をご提案します。
必要な場合には靴の選び方や履き方を見直し、インソールを使用して足元の環境を整えることもあります。
「外反母趾だけだと思っていたのに、最近かかとまで痛くなってきた」「何を変えればいいのか分からない」という方は、まず現在の足と身体の状態を確認するところから始めてみてください。
足底筋膜炎に対する当院の考え方や検査・施術については、下記の症状別ページで詳しくご紹介しています。


検索などでこのページにたどり着いてくださった方の中には、遠方にお住まいで実際にご来院いただくのが難しい方もいらっしゃると思います。


来院できなくても、信頼できる整体院・治療院の見分け方を知ることで、少しでも良い治療院選びに役立てていただければと思います。
国家資格を持っているかどうかは安心材料のひとつですが、資格がなくても信頼できる整体院・治療院やカイロプラクティック院はあります。大切なのは、施術者の経験や技術、そして患者様に寄り添う姿勢ではないかと考えています。
当院ではオーダーメイドインソール作成も行っていますが、遠方の方には申し訳ございませんがインソールを作成することができません。お住まいの地域によっては信頼できる施設をご紹介することも可能です 。
ご相談いただければ、シューズやインソールを選ぶポイントをアドバイスさせていただきます。
「通えないから関係が終わり」ではなく、遠方にお住まいの方とも、できる限りつながりを持ちながらサポートしていきたいと考えています。
直接の施術やインソール作成ができなくても、整体院・治療院のご紹介や簡単なアドバイスを通じて、少しでもお役に立てれば幸いです。