
院長:長田お気軽にご相談ください!

院長:長田お気軽にご相談ください!
年末の寒さが身に染みる季節になりましたね。手足の冷えが気になるこの時期、実は良かれと思ってやっていることが、かえって症状を悪化させているかもしれません。
冷たい手足をカイロで温めても一向に良くならない、厚手の靴下を何枚も重ねて履いているのに全く温まらない、そんな経験はありませんか。


当院では長年冷え性で悩まれている方を数多く施術してきましたが、皆さん共通して無意識のうちに症状を悪化させる習慣を繰り返していることがわかりました。
今回は冷えに悩む方がついやってしまいがちなNG行動について、カイロプラクティックの視点から詳しく解説していきます。


冷え性の改善には、まず悪化させている習慣を見直すことが何より大切です
冷え性の方が日常生活で無意識に行っているNG行動は、実は血流を悪化させたり自律神経のバランスを乱したりする原因となっています。
ここでは特に気をつけていただきたい6つの行動について、その理由と共に詳しく見ていきましょう。知らず知らずのうちに冷えを招いている習慣があるかもしれません。
スタイルを良く見せたいという思いから、きつめの下着やスキニーパンツを日常的に着用していませんか。締め付けの強い服装は血流を妨げる最大の要因です。
特にウエスト周りや太もも、足首を強く締め付けると、下半身への血液循環が阻害されて手足の末端まで温かい血液が届きにくくなります。
補正下着やガードルも同様で、一時的に体型をカバーできても長時間着用すると冷えの原因になってしまいます。靴下の重ね履きも要注意で、何枚も重ねると足が圧迫されて逆効果になることがあります。
オフィスワークの方に多いのが、一年中冷たい飲み物を飲む習慣です。冬場でも冷蔵庫から出したばかりの飲み物を飲んでいると、内臓が冷えて全身の体温調節機能が低下します。
冷たいものを摂取すると胃腸の働きが鈍くなり、消化吸収の効率も下がって栄養素が身体に行き渡りにくくなるのです。
また、生野菜や果物ばかりを食べるダイエットも身体を冷やす食習慣のひとつです。健康的なイメージがありますが、身体を温める根菜類や温かい汁物をバランスよく取り入れることが大切になります。
デスクワークや立ち仕事で長時間同じ姿勢を続けていると、筋肉が硬直して血流が滞ります。
特に座りっぱなしの姿勢は下半身の血液循環を著しく悪化させ、むくみや冷えを引き起こす原因となります。足を組む癖がある方はさらに注意が必要で、骨盤の歪みにもつながって冷え性を慢性化させてしまいます。
パソコン作業に集中していると気づけば何時間も動いていなかったということがよくあります。1時間に一度は立ち上がって軽くストレッチをするなど、意識的に身体を動かす習慣をつけましょう。
忙しい毎日の中で、つい入浴をシャワーだけで済ませてしまう方が増えています。シャワーでは身体の表面しか温まらず、深部体温を上げることができません。
湯船にゆっくり浸かることで全身の血流が改善され、副交感神経が優位になってリラックス効果も得られます。
理想的な入浴温度は38〜40度程度で、15分から20分かけてじっくり温まることが重要です。熱すぎるお湯は交感神経を刺激して逆効果になるため、ぬるめのお湯でゆっくり浸かることを心がけてください。
運動不足は冷え性の大きな原因のひとつです。筋肉は身体の熱を作り出す重要な器官で、特に下半身の筋肉量が少ないと熱産生能力が低下します。女性に冷え性が多い理由のひとつが、男性に比べて筋肉量が少ないことなのです。
激しい運動をする必要はありませんが、日常生活の中でこまめに身体を動かすことが大切です。エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩いてみる、そんな小さな積み重ねが筋肉量の維持につながります。
睡眠不足や不規則な生活は自律神経のバランスを乱し、体温調節機能を低下させます。自律神経は血管の収縮と拡張をコントロールする重要な役割を担っているため、そのバランスが崩れると手足の末端まで血液が届きにくくなるのです。
特に深夜までスマートフォンやパソコンの画面を見ていると、ブルーライトの影響で睡眠の質が低下します。就寝の1時間前にはデジタル機器の使用を控え、規則正しい生活リズムを心がけることが冷え性改善の第一歩です。
NG行動を避けるだけでなく、積極的に身体を温める習慣を取り入れることで冷え性は改善していきます。ここでは日常生活ですぐに実践できる具体的な方法をご紹介します。これらの習慣は特別な道具も必要なく、今日から始められるものばかりです。
身体を締め付けない適度なゆとりのある服装を選ぶことが基本です。首、手首、足首の「三つの首」を温めると効果的で、マフラーやレッグウォーマーを活用してください。
室内では腹巻きを着用するのもおすすめで、お腹を温めることで内臓の働きが活発になり全身の血流改善につながります。
靴下は締め付けの少ないものを1枚履くだけで十分です。何枚も重ねて履くと足が圧迫されて逆効果になることがあるので注意しましょう。
食事は身体の内側から温める最も基本的な方法です。根菜類やショウガ、ニンニクなど身体を温める食材を積極的に取り入れましょう。温かい汁物を毎食取り入れるだけでも内臓が温まり、消化吸収も良くなります。
飲み物は常温か温かいものを選び、白湯を飲む習慣をつけるのも効果的です。タンパク質は熱を作り出すために必要な栄養素なので、肉や魚、大豆製品をバランスよく摂取することも忘れないでください。
筋肉量を増やすことは冷え性改善の根本的な解決策です。ウォーキングやスクワットなど下半身を中心とした運動が特に効果的で、ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるほど血液循環に重要な役割を果たしています。
運動する時間がない方は、座ったままでもできる足首の曲げ伸ばしやつま先立ちなど、簡単な運動から始めてみてください。継続することが何より大切です。
当院では冷え性の根本的な原因を問診と検査で明らかにし、一人ひとりに合わせた施術を行っています。冷え性は単に手足が冷たいという症状だけでなく、骨格の歪みや筋肉のバランス、自律神経の乱れなど様々な要因が複雑に絡み合って起こる症状です。
特に下肢骨格の歪みは血流を妨げる大きな要因となります。骨盤や背骨の位置を整えることで神経の働きが正常化され、体温調節機能も改善していきます。
足元から全身のバランスを整える当院のカイロプラクティックは、長年の冷え性で悩んでいた方にも高い効果を発揮しています。
また、オーダーメイドインソールの作成によって足元の動きを最適化し、身体全体の連動性を高めることも冷え性改善に役立ちます。正しい姿勢と負担の少ない身体の使い方を身につけることで、症状の再発を防ぐことが可能です。
冷え性は体質だから仕方ないと諦めてしまう方が多いのですが、適切な対処をすれば必ず改善できる症状です。今回ご紹介したNG行動を避け、身体を温める習慣を取り入れることから始めてみてください。
それでも改善が見られない場合は、身体の歪みや筋肉のバランス、自律神経の状態など根本的な原因が隠れている可能性があります。
当院では開院以来、数多くの冷え性の方を施術してきました。検査で原因を特定し、その方に合った施術計画を立てることで、薬に頼らない根本的な改善を目指しています。
手足の冷えだけでなく、肩こりや頭痛、睡眠の質の低下など冷え性に伴う様々な不調も同時に改善されるケースが多く見られます。
一人で悩まずに、まずは相談してみてください。あなたの冷え性がどのような原因で起こっているのか、どうすれば改善できるのか、丁寧に説明させていただきます。
温かい手足で快適な毎日を取り戻しましょう。


検索などでこのページにたどり着いてくださった方の中には、遠方にお住まいで実際にご来院いただくのが難しい方もいらっしゃると思います。


来院できなくても、信頼できる整体院・治療院の見分け方を知ることで、少しでも良い治療院選びに役立てていただければと思います。
国家資格を持っているかどうかは安心材料のひとつですが、資格がなくても信頼できる整体院・治療院やカイロプラクティック院はあります。大切なのは、施術者の経験や技術、そして患者様に寄り添う姿勢ではないかと考えています。
当院ではオーダーメイドインソール作成も行っていますが、遠方の方には申し訳ございませんがインソールを作成することができません。お住まいの地域によっては信頼できる施設をご紹介することも可能です 。
ご相談いただければ、シューズやインソールを選ぶポイントをアドバイスさせていただきます。
「通えないから関係が終わり」ではなく、遠方にお住まいの方とも、できる限りつながりを持ちながらサポートしていきたいと考えています。
直接の施術やインソール作成ができなくても、整体院・治療院のご紹介や簡単なアドバイスを通じて、少しでもお役に立てれば幸いです。